つばめBHB株式会社
アンモニア合成プラントのエンジニアリング技術開発を行う同社では現在、
第一世代触媒の量産化には目途を付け、事業としては初号機のアンモニア製造装置を上市する直前にまできています。
更なる事業拡大、コスト低減、性能アップのため東工大と協力し次世代触媒の量産化を目指す業務を担うメンバーを求めます。
また、アンモニア合成だけでなくアンモニア分解事業を東工大と進めるにあたり、アンモニア分解触媒の工業化にも携わっていただきます。
(アンモニア合成・アンモニア分解触媒共に、業務内容は概ね変わりませんが、取り扱う触媒材料が異なる場合があります)
■具体的な仕事内容
・新触媒の組成詳細検討
・ラボでの触媒性能の確認
・工業化を目的とした触媒量産工程の考案
・原材料調達性の確認、委託製造会社の選定
・品質安定化の試作考案
・実証用触媒の製造、性能確認
■東工大との関わりについて
触媒研究では東工大の研究室と協業しており、
研究室にて開発された次世代触媒を実際のプラントでに適用し実用化するための工業化検討~量産に特に重点を置いて任せられる方を求めます。(必ずしも触媒開発経験は必要としません)
■将来的なキャリアパス
将来的には、他チームの業務や海外展開に関わる業務等、触媒開発に関わる様々な業務に挑戦いただくことも可能です。
■エレクトライド触媒の誕生秘話
https://tsubame-bhb.co.jp/business-technology/story
■アンモニア産業100年の歴史を塗り替える技術
アンモニア(NH3)はあらゆるものの原料になる無機化合物で、
その用途は食品・農業・衣類・環境浄化・半導体・エネルギーなどに広く用いられています。
同社の開発した「オンサイトアンモニア生産システム」は必要な場所で必要な量のアンモニア生産を可能にし、
貯蔵と輸送の莫大なコストカットを実現するものです。
100年来変わらなかった既存アンモニア製造技術の「一極集中&大量生産」の常識を打ち破る技術という点が画期的です。
世界のアンモニア生産量は年率1.3%で上昇している一方で、国内では輸入品に頼る動きが進み国内アンモニア生産量は減少傾向にあります。
小規模に、さまざまな場所でアンモニアできる技術は生産国内外からの注目度も高く、この生産技術が世界中で利用されることが期待されています。
■展望
・足元は国内ビジネスから始めていますが、ビジネスの一番のターゲットは海外です。
世界にはアンモニアを製造してない国がとても多く、水源がある地域で同社技術の活用メリットが大きいことから
ラオス、カンボジア、北欧、南米、豪、アメリカから引き合いがきています。
・大半のアンモニアの製造用途は農業用肥料ですが、
昨今CO2フリー燃料や水素キャリアとしての用途にも注目を浴びていることから、
SDGsの精神に則り、食糧危機の改善、CO2排出量削減を目標に様々な企業と連携していく構想です。
・すでに海外市場からの引き合いが多数あり、海外投資家から注目度が高い技術であるため更なるグローバル展開が見込まれます。自社で量産化した触媒技術を世界に導入していく業務に携わって頂くことができます。スタートアップを数年間で売上数百億円規模に成⾧させる重要な事業フェーズに関与することは貴方のキャリアにおいて貴重な経験であり、今後の糧となるでしょう。