パナソニック ホールディングス株式会社
■業務内容
●商標・意匠部のミッション
〇商標・意匠サービスで、社会と会社に貢献する。
・商標・意匠に関する調査、権利化、活用、契約、コンサル等を中心とした、高度なソリューションやサービスの提供を通じて、社会課題の解決や当社事業の競争力強化に貢献する。
●契約・渉外課のミッション
・商標法、意匠法を基軸に不競法、著作権法なども活用し、コンプライアンスを確保、他社との関係性をデザインする。
●募集背景
パナソニックが目指す物と心の両面での豊かさに満ちた「理想の社会」の実現に向けた取り組みを支えるため、知的財産部門では事業・研究開発・知財が三位一体となって知財戦略を立案し、グローバルな出願・権利化と知的財産の幅広い活用をおこない、競合他社に対する事業の優位性と安全の確保、併せて様々なビジネスパートナーとの「共創」を実現するための活動をグローバルに推進しています。中でも、近年、M&Aなど事業ポートフォリオの組替に伴う、社外へのブランドライセンス業務が増大すると共に、新規事業の開拓などの活発な動きに伴い、他社とのWin-Winな関係を構築するための商標・意匠に関連する各種ライセンス契約・事業契約業務も増加しております。
従いまして、これら業務を早急に充実・強化するために、私たちと一緒にお仕事をしてくださる方を募集します。
●担当業務と役割
・主な担当業務は、パナソニックグループの1.商標・意匠に関するライセンス契約・事業契約、2.侵害排除対策、3.グループ会社へのブランドライセンス契約、4.M&Aに伴う社外へのブランドライセンス契約への対応です。
・1.2.は主にグループ事業会社の競争力強化に貢献し、3.4.はパナソニックグループ全体の事業ポートフォリオの組替に貢献する業務です。
・急速な変化を遂げるパナソニックの事業を、契約・渉外業務の専門性で支え、リードしていくことを期待しています。
●具体的な仕事内容
・事業概要把握:事業部門から相談を受けて、まず事業概要や実現したいビジネスモデル、事業のお困りごとについてのヒアリングを実施。
・戦略立案:ヒアリング後、ビジネスモデル実現、お困りごと解決のための戦略検討・立案し、事業部門と対策方向性につき合意取得。
・ドラフティング・他社交渉:当該戦略を契約上に反映すべく契約のドラフティング・相手方と交渉実施。侵害排除の場合は、警告状の作成・送付を実施後に、相手方と交渉。
・社内手続き:契約については最終合意後は、社内決裁手続きをへて契約締結。(侵害排除で契約締結する場合も同様)。事業部門への最終報告を経て、案件に応じて、経営幹部へも報告。
・上記推進にあたり、外部法律事務所とは必要に応じて打合せ実施。
●この仕事を通じて得られること
商標法・意匠法に軸足を置き、以下のような知見・スキルを修得し、実務経験を積むことができます。
・共創先、紛争相手との交渉実務(戦略立案、関連部門のリード、折衝・契約)
・グループ、グローバル(売上7.5兆円、従業員25万人)のガバナンス、関連部門(ブランド戦略・経営企画・財務など)との協働
・パナソニックグループの課題の一つである「お客様体験価値向上」において、重要な役割を占める「ブランド」と「デザイン」の価値、戦略についての理解と実践
●職場の雰囲気
・他職種を経験したメンバー、海外経験メンバー、社外法律事務所メンバーなど多様な構成となっており、各自の強みを活かしチームワークで問題解決に当たることをモットーとしています。また、新しいことにもどんどんチャレンジしていく気風もあり、ご自身がやりたいことに挑戦できる職場です。
・今年度からDX導入を積極的に推進中で、今後、リーガルテックの導入によるノウハウの共有・業務プロセスの合理化など、効率化・高度化を進めていく予定です。
・現時点ではリモートワーク中心ですが、週初めの課内オンライン定例会での情報交換や日常的なこまめなやり取りでチーム間のコミュニケーションを大事にしています。出社によるF2Fのコミュニケーションも、時と場合によっては大切にしたいと考えています。