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耐熱性が高く、自動車排ガスの浄化触媒を支える部材である 結晶質アルミナ繊維。
1980年より40年来、世界のキャナーメーカーへ製品供給を継続しており、世界トップシェアを誇る製品です。
2022年3月に、三菱ケミカル(株)から独立し、新会社「マフテック株式会社」として事業を開始。
今回採用する方には、開発エンジニアとして、アルミナ繊維の開発および顧客認証活動を担当していただきます。
自動車品質規格IATFや海外顧客との交渉も経験でき材料系エンジニアとしてキャリアアップできるフィールドがあります。
■職務内容
アルミナ繊維の新規製品研究開発 および 顧客認証活動。具体的には以下業務を担当いただきます。
・現行アルミナ繊維製品のコスト低減、特性改善、顧客認証
・アルミナ繊維新製品の開発、顧客認証取得
・アルミナ繊維新規用途開拓
※扱う製品や技術分野:アルミナ繊維、自動車向け、鉄鋼炉向け
※アルミナ繊維製造部門、品質保証部門(上越、香川)とも連携
■扱う製品や技術分野
自動車向け、鉄鋼炉向けのアルミナ繊維。
三菱ケミカルのアルミナ繊維は、製鉄所等の断熱材や自動車の排ガス処理装置などの用途で、世界トップシェアを誇ります。
超高温下でも耐久性のある断熱材として、国内外の鉄鋼メーカーにおいて長年にわたり実績がある、脱炭素時代のキープロダクトです。
■アルミナ繊維「MAFTEC」について
同社の結晶質アルミナ繊維(製品ブランド名:マフテック)は耐熱性が1600℃と高く、
自動車排ガスの浄化触媒を保護する把持材(はじざい)としては世界No.1シェア、
そのほか、鉄鋼業や化学工業においてプラントの炉材(断熱材)として使われています。
■アプリケーション、今後の展開展望
現状、自動車用途ではガソリンエンジン車の排ガス浄化目的に使用されていますが、
高い難燃性が求められるEV車にもGB規格(LIB発火しても5分間燃え広がらないようにする規格)の対象として採用検討されています。
また、世界的にCO2排出規制の高まりによりビジネスルール変わる中、鉄鋼メーカー、化学メーカーの高温設備への採用はさらに進むものと見ています。
さらに新規用途開発も積極的に推進中であり、一例としては2030年代の宇宙旅行時代到来を見据えた、外壁材としての活用が検討されるなど可能性がその追究されています。
■配属部署の紹介
マフテック株式会社として雇用し、株式会社マフテック上越に在籍出向します。(株式会社マフテック上越はマフテック株式会社の100%子会社)
マフテック上越には事業部直属の研究開発組織があり、現在20名弱の部署です。(香川は製造のみ)
海外を含む顧客対応と製品開発を担当。
量産試作の際は、上越、香川両工場の製造設備を使って製造導入を行います。
■魅力・やりがい
アルミナ繊維分野において高い市場シェアを誇り、自動車搭載シェアも高い製品です。
自動車品質規格IATFや海外顧客との折衝などの経験を積むチャンスがあります。
■キャリアパス
製品開発で経験を積んだのちには、将来的に製造課の管理職や、品質保証グループの管理職へとステップアップしていく可能性があります。
・世界No.1シェア(世界シェア6~7割)を持つ競争力の高い製品です。
・既存ビジネスを収益基盤に、将来に向けた新製品開発に注力しています。