株式会社INPEX
【職務内容】
・石油、天然ガス、再生可能エネルギー、脱炭素化・低炭素化事業に関わる業務の中で、
ご希望のポジションやキャリアを応募者の方のキャリアを勘案しながら選考を通じて決定していきます。
・総合職採用となりますので、入社後の異動や転勤、海外駐在の可能性がございます。
(転勤や海外駐在はライフステージを考慮しての相談となります。)
■本ポジションの魅力/企業から応募者へのメッセージ
・石油・天然ガスビジネスを推進する当社では、女性が少ない理工系大学・大学院出身者が多数を占めることから女性社員数・割合が少ない状態が続いています。
・しかしながら、実際にはダイバーシティ&インクルージョンの考えに基づき、女性が存分に活躍できる環境整備が整っており、ライフイベントを理由に退職する社員は極めて少ない状況にあります。
・今般、ポジティブアクションとして、多様な経験・スキルをお持ちの皆さんが、当社女性社員のロールモデルのみならず、多様性の推進役になっていただくことを期待して中途採用を募集します。
・今後も伸び続ける世界のエネルギー需要に応えるため基盤事業である石油や天然ガスの探鉱・開発・生産・供給を通じて豊かな社会づくりに貢献するとともに、ネットゼロカーボン社会に向けて積極的に事業展開してまいります。エネルギーの変革期におけるパイオニアとしてともに挑戦を続ける人材を募集されています。
■女性活躍のためのINPEXの取り組み
・スーパーフレックスタイム:
月の所定労働時間の範囲内で、時間に縛られないライフスタイルに合わせたフレキシブルな働き方を実現できます
・リモートワーク:
通勤時間を削減することができるので、自身の自己研鑽や家族のために時間を有効活用することができます
・育児休業:
子供が満1歳に達するまで取得でき、最大2回までの分割取得が可能です。条件を満たした場合、
最大2歳までの延長育休を取得することができます。育休期間中は、育児休業給付金に加えて、給与の20%が支給されます
・子の看護休暇:
子供の病気や怪我の看病だけでなく子供の予防接種や健康診断などで病院に行く際に取得できる特別休暇です。
INPEXでは法定よりも対象年齢を広げ、子供が小学校を卒業するまで付与されます
・カフェテリアプランの保育補助:
支給されるポイントの範囲内で福利厚生メニューを社員自身が選択できる制度です。
選択できるメニューはバラエティーに富んでおり、育児用品補助や家事代行補助・子供の習い事等もあります
・ジョブリターン:
個々人の都合により退職を余儀なくされた意欲のある従業員の復職を可能にするため、
ジョブリターン制度を整備しています。
・その他の制度も数多くございます。是非以下URLをご参照ください。
【URL】https://www.inpex-recruit.com/womens_career/
■企業の魅力
1)大手石油メジャーと肩を並べる事業規模の石油開発会社
・石油、天然ガスの生産量は2022年段階で62万バレル/日。これは石油メジャーであるエクソンモービル(アメリカの石油メジャー)やトタル(フランスの石油メジャー)に次ぐ生産量
・INPEXは事業の9割は海外。その中でも豪州でのイクシスプロジェクトは天然ガス事業で大規模に事業展開中
~イクシスプロジェクトについて~
オーストラリアの天然ガス田(地下2000m)から掘り出し、シクシスの施設で少し精製したのちパイプラインでダーウィンにある液化プラントへ繋ぎ、年間約890万トン生成し、東京や台湾へ輸出している世界最大規模の天然ガス供給プロジェクトで、1000〜1200人のオペレーターを抱えた業務規模で現在も日本国の天然ガス需要に大きく貢献している
2)2050ネットゼロカーボン社会に向けて
・ネットゼロ5分野と、石油天然ガス分野の二刀流で、2030年にCO2排出30%オフ、2050年にゼロカーボンの実現を目指している
・ネットゼロの5分野は、①水素、アンモニア事業、②CCUS事業、③再エネ、④カーボンサイクル、新分野、⑤森林に分けてそれぞれに注力
・ネットゼロ5分野に2022年収支(5〜6兆円)のうち2割を投資する方針(0.7〜1兆円)の計画で進行中
3)選択と集中
・アメリカ国のイーグルフォード層でのシェールオイル産出はコロナ禍による原油価格下落によるバランスシート悪化に伴う事業撤退
・集中対象として、石油天然ガス生産はもちろんのこと、以下のネットゼロ5分野としての事業を展開。
◯第一位:豪州(イクシスプロジェクト)、CCUSや、水素アンモニア、森林事業にメタネーション
(メタネーション→CO2をメタンに変える技術。メタンは効率的に水素生成が可能)
◯第二位:アブダビ、主に石油の生産で、CCUS事業も展開
◯第三位:東南アジア(インドネシア、マレーシア等等)、CCUSや、地熱開発、森林事業を展開
※インドネシアのサルーラ地熱発電事業は世界最大規模(出力330Mw)
◯第四位:欧州(ノルウェーが中心)、風力発電事業
◯そして日本国内:伝統的な新潟での事業で、CCUSや、メタネーション、地熱や風力発電事業を展開
4)今後も続く不安定なエネルギー市場の中での存在感
・欧州、アメリカのサプライチェーンと、ロシア、インド、中国のサプライチェーンと二極化分断という構造変化がウクライナ戦争の一件で発生。短期的に見るとコロナ禍明けの中国のエネルギー需要の増加も視野にとらえる必要あり変動の激しいマーケットが続く見通しとなっている。
・しかしINPEX社としては、近年注目されているCCUS事業で日本トップ、世界トップに立つことを目指し、今現在も新潟の柏崎市の南長岡天然ガス田や、ダーウィン近郊にCCS用の鉱区の獲得など、いまもなお着実に技術研鑽をしている。同社は既存の地下数千メートルまでの掘削技術と挙動モニタリング技術を強みにエネルギー市場で存在感を示している。
2040年までのINPEXのビジョンと成長目標:「未来のエネルギーソリューションの提供」