非公開
■職務内容
主に以下の業務を担当する部署です。
①既設軽水炉プラント(加圧器型軽水炉、沸騰水型軽水炉)のアフターサービス工事の基本設計、再稼働対策工事や航空機落下・テロ対策設備(特定重大事故等対処施設)の基本設計
②新設軽水炉プラント(次世代軽水炉、小型炉)の基本設計
③高温ガス炉実証プラントの基本設計、高速炉実証プラントの基本設計
・同部門の主業務の基本設計とは、原子力発電プラントに求められる様々な機能(発電機能や止める・冷やす・閉じ込める等の安全機能など)を具現化するための系統構成検討(流体をためるタンク・ピット、流体を送るポンプ・配管、熱交換器や流量調整や圧力制御を行う弁といった各機器をプラントシステムとして組み上げる設計プロセス)、詳細設計部門に対する各機器の要求性能の規定及び仕様の提示、これら機器の制御に要するプラントパラメータの選定(温度、圧力、水位、流量など)、プラントパラメータを用いた機器の制御ロジック検討を行う設計分野を指します。
・基本設計部門である同部署は、顧客、プロジェクト部門、安全設計部門、電気計装部門、機器設計部門(重機器からポンプ、配管及び弁や熱交換器などの補器に至るまで)、更には試運転部門まで、多数の関係部門との調整・折衝を繰り返しながら設計を行い、原子力発電プラントの計画初期における骨格を作り上げ、また、プラント運開に向けた試運転にも大きく関与する部署です。
■仕事や部署の魅力
基本設計部門である同課では、厳しい規制要求の反映や実績に基づく高い信頼性を求められる超安全思想を原則とする原子力発電プラント設計において、運用性向上や建設費低減といった様々なプラントコンセプトを具現化する自由度の高いクリエイティブな設計を行い、アイデアや先進性を組み込んだ、まさに「マイプラント」とも呼べるようなプラントを作り上げることができます。