栗田工業株式会社
・栗田工業社は水処理プラントエンジニアリング事業や水処理薬品事業を手掛けており、水処理の業界トップの企業です。また、同社の1959年から続くプラント洗浄事業の分野でも国内トップの企業様です。
■業務内容
・同社の水処理プラント技術、水処理薬品技術を駆使したプラント洗浄を実施いただくポジションとなります。
プラント洗浄は、コンビナートなどの産業プラントや発電プラントを安全かつ効率的に稼働させるために、ボイラや熱交換器、配管などに蓄積した汚れや詰まりを除去。薬品を使った化学洗浄、高圧水などによる物理洗浄など各種洗浄技術を駆使し、産業プラントの幅広い分野でプラント安定操業に貢献しております。
・そのプラント機能維持、長寿命化に必要不可欠なプラント洗浄事業のプロジェクトマネジメント全般をご担当いただきます。
詳細は以下のとおりです。
・火力発電所および産業用プラントのボイラ関連を対象とした洗浄工事の計画・施工管理
・洗浄工事現場の安全管理・予算管理など。洗浄工事では、化学洗浄・高圧水洗浄および排水処理までを一貫して実施します。
・プラント向け洗浄工事の新規技術である"洗浄用仮設プラントの装置化、全自動洗浄技術の導入・事業拡大の技術検討"(下記参照)もご担当いただきます。
■"洗浄用仮設プラントの装置化、全自動洗浄技術の導入・事業拡大の技術検討"について
①洗浄用仮設プラントの装置化について
・現在、プラント洗浄の実施にあたり仮設水処理プラントを施工していますが、これを全て運搬可能なボックス式の処理プラントにする装置化を実施しており、現在装置化に成功し実装フェーズに入っております。こちらの更なる改良、技術改良にあたり具体的な機材の改良作業は別部門が実施いたしますが、当該ポジションでは技術提案を実施いただくことを想定しております。
②全自動洗浄技術の導入・事業拡大
・洗浄技術の一つである高圧水洗浄にあたり、人の操作を介さない24時間稼働の全自動洗浄を導入しようとしており、こちらの技術導入、技術展開の検討・提案業務も想定しております。
■期待すること
・まずはOJTを通じてプラント洗浄技術の幅広い知識を身につけていただき、将来的には管理職となっていただくことを期待しています。
・管理職候補として、当課でも丁寧に知識・技術を継承したいと考えています。
■やりがい
・洗浄工事の計画・施工を通して、お客様の発電プラントの安全・安定運転に直接的に貢献することができます。また、洗浄工事はお客様の定期点検メニューの中でも非常に重要な位置づけとされる仕事であり、お客様だけでなく、定期点検に携わる多くの協力会社の皆様と一体になって問題解決に取り組む、非常にやりがいのある仕事です。
■働き方
・転勤については当面なし
・1年間の半分程度は施工計画検討などの業務となり、神戸/大阪オフィスでの勤務またはテレワーク勤務となります。
・出張は案件によっては1週間~1か月程度の工事が多く、稀に大規模プロジェクトになりますと2か月弱の工事もございます。
■本ポジションの魅力
・施工管理求人では珍しい転勤当面なしのポジションですので、地域に根付いたキャリア形成が可能な企業様です。
・施工管理期間が1週間~1か月のものが多く、施工期間外は在宅勤務など柔軟なキャリアが叶うポジションとなります。
●〇●‐‐‐‐≪栗田工業の魅力≫‐‐‐‐●〇●
①水処理業界No.1の技術力
水処理薬品、水処理装置、メンテナンスの3つの事業領域の多様な技術、商品、サービスを駆使して、総合ソリューションを提供。
結果、業界唯一のビジネスモデルを構築し高い収益性を実現。
‐2023年は売上高3,446億円、他同業他社比較でも大変秀でた売上高事業利益率(11.2%(2023年))
‐国内だけでもクライアント企業数は20,000件あり、内83.6%が超純水装置等のメンテナンスサービス事業であり、安定した収益基盤を実現。
‐安定の増益は株主還元(19期連続増配)そして、従業員の給与へ還元
★栗田工業の平均年収909万円(国内上場企業の平均年収は614万円)
②業界トップの研究開発への投資
栗田工業は以下9つの知的財産権を有しており、それら含め常に革新的な商品開発に向けた技術シーズの創出を強化。
‐9つの知的財産権:分析、防食、凝集凝結、殺菌制菌、膜分離(MBR)、脱イオン、生物利用、洗浄改質、流体・プロセス解析
特に研究開発への積極的な投資によって常にクリタは水処理業界No.1のリーディングカンパニーとして業界を牽引。
★2022年:イノベーションを創出する新たな研究開発拠点「Kurita Innovation Hub」を開設
〈参考URL〉https://www.kurita.co.jp/aboutus/press220401.html
③徹底した人材投資
東洋経済社の「新卒3年後定着率」ランキングで1位を獲得。その背景には、人材を持続的な成長を支える強固な基盤があり、課題解決に貢献する多様なソリューションを創出する専門技術者育成への積極的な取り組みを示す企業文化があるといえます。
‐ 「人づくり委員会」を2020年4月に設置し、技術者育成方針の策定と教育体系など仕組みの構築
‐ グループ内の技術者が保有する能力・知識・経験を「視える化」し、中長期的な人材の増強と後継者育成に活用するため、「専門技術者マップ」の作成
‐ 世界で活躍できる人材の育成を目的とした「グローバル化対応力向上講座」など人材教育の実施
〈参考URL〉https://www.kurita.co.jp/csr/csr_activity_human/index.html
④グローバル市場での躍進
グローバルに総合ソリューションを提供していくため、日本、アジア、EMEA、北南米の世界4極体制を強化しており、各地域で事業展開を加速させる中で、活躍できるビジネスフィールドは世界に広がっています。
‐欧州ではドイツ国にクリタ・ヨーロッパGmbHを設立。石油コンビナートや精製プラントを中心にビジネスを展開
‐中国では大型拠点を築き、アジア圏の水処理プラント及び水処理薬品需要に大きく貢献。海外売上のコアエリアとなっております。
≪栗田工業の注目ニューストピックス≫
・「AI最適運転」によるCO2排出量削減に関する環境省実証事業の完了
〈URL〉https://www.kurita.co.jp/aboutus/press230627.html
・水処理プラントの「設計自動化ソリューション」のβ版ラインナップを拡充
〈URL〉https://www.kurita.co.jp/aboutus/press230315.html
➡DX推進にも会社全体に注力されています
・栗田工業と日立が、「環境負荷ゼロ」の循環型社会を見据えた
ソリューションの社会実装とエコシステムの構築に向けて本格的な協創を開始
〈URL〉kurita.co.jp/aboutus/press230126.html
水処理No.1のリーディングカンパニー