三菱電機株式会社
●採用背景
多数の衛星のシステム設計、運用設計、地上設備設計を推進する必要があり、業務拡大への対応を進めています。
衛星運用設計については、各種衛星において、多様なミッションの円滑な遂行に向けた運用システムの構築が期待されています。
また、地上設備の衛星シミュレータについては、次世代衛星搭載計算機に対応したシミュレータの大規模な開発が計画されています。
これらを踏まえ、開発の中核を担い業務を牽引するエンジニアを募集します。
●業務内容
人工衛星(主に静止衛星)の衛星運用に関連する業務、地上設備である衛星シミュレータの開発を担当していただきます。主に国のインフラを支える人工衛星を対象に、衛星開発提案から、受注後の衛星運用設計、衛星シミュレータ開発、打上運用、顧客への衛星引き渡しに携わることができます。
具体的には、
人工衛星の衛星運用に関連する業務、地上設備である衛星シミュレータの開発に関連する業務
・衛星打上から長期間の運用に向けた運用設計、ユーザに向けた運用プロダクツ(運用手順書・コマンド・データベース)の整備
・衛星運用に使用される、衛星の挙動を模擬する衛星シミュレータの開発
・軌道上衛星の顧客対応業務
会社の定める業務(※)
(※)業務の都合によっては会社外の職務に従事するため出向又は転属を命じることがあります。
●組織のミッション
本部:防衛宇宙事業における製品開発を遂行
宇宙インフラシステム部:宇宙インフラ事業における人工衛星(測位衛星、気象衛星、輸送機)の提案、開発、設計、プロジェクト管理
技術第三課:人工衛星の運用に関する設計、軌道制御に関する設計、衛星シミュレータの開発
●業務のやりがい、魅力、優位性
・国家インフラ、安全保障に向けて、高く期待される気象衛星、測位衛星、通信衛星など、大規模プロジェクトに取り組むことができます。自分の保有する経験や技術力を活かし、成果を実感できます。
・標準衛星プラットフォーム「DS2000」は三菱電機が長年にわたる多数の衛星開発の経験を活かし、開発・標準化したもの。国内外を問わず数々の衛星でこのプラットフォームを採用しており、累計の軌道上での運用年数は150年を超え、国内トップの実績を誇ります。今後も、DS2000の活用によって、国家インフラ、安全保障など、ユーザの要望に応じた衛星開発の期待に応えていきます。
●キャリアパス
入社後数年間、先輩とともに業務に参画頂き、業務を推進するとともに、必要な技術やスキルを修得していただきます。
その後は、チームの中核的な役目として、衛星開発を進めながら、課内での中核・管理的ポジションも担っていただく予定です。
鎌倉製作所は、1962年に関東における最先端のエレクトロニクス開発・生産の拠点として操業を開始しました。
そして1976年、日本初※1の電離層観測衛星の打ち上げに成功し、宇宙開発のリーディングメーカーとしての礎を築きます。
その後、現在まで40年以上、気象観測・通信・測位衛星・宇宙機の開発と運用成功など、国内外を問わず様々な分野の人工衛星や、その搭載機器の開発・製造を手がけております。