三菱電機株式会社
●組織ミッション
●本部・事業部
人工衛星を始めとした高付加価値製品・サービスの提供を通じ、地球環境保全や持続可能なまちづくりに関する諸問題の解決に貢献
●鎌電 宇宙インフラシステム部
静止衛星事業・準天頂事業の推進、プロジェクト管理・開発・設計・運用
●準天頂衛星システム課
準天頂衛星システムに関するプロジェクト管理、受注活動支援
●業務の魅力(職場の特徴含む)
準天頂衛星システムに関するプロジェクト管理業務
具体的には
三菱電機の標準衛星プラットフォームDS2000や測位衛星システムの概要把握、衛星開発を始めとした鎌倉製作所における会社業務の基本的な進め方に加え、システム試験の評価レビューや顧客による承認プロセスなどを理解した上で、衛星システム試験や射場作業を進めるためのプロジェクト管理業務に携わっていただきます。2024、2025年度は、同時開発を進める3機の打ち上げが予定されており、システム試験の進捗を確認しながら、効率よく繰り返しプロジェクトマネジメント技術を習得する機会となります。また、並行して、次世代衛星の開発を2021~2025年度に実施しており、新規開発衛星の検討、初期設計の段階からプロジェクトに関わっていただくことが可能です。
会社の定める業務(※)
(※)業務の都合によっては会社外の職務に従事するため出向又は転属を命じることがあります。
●業務のやりがい
人工衛星は部品点数が約70万点と自動車の数十倍、大きさは大型バスほどと大規模なシステムですが、衛星全体の重心位置は数mmレベルでの管理が求められるなど、効率的かつ精緻な設計が求められます。多分野のプロフェッショナルの英知が集まる国家的な大プロジェクトを進めるうえで、各人の視点の多様さと深さが、測位衛星による位置情報サービスの精度につながっています。
●魅力
標準衛星プラットフォーム「DS2000」は三菱電機が長年にわたる多数の衛星開発の経験を活かし、開発・標準化したもの。国内外を問わず数々の衛星でこのプラットフォームを採用しており、累計の軌道上での運用年数は150年を超え、国内トップの実績を誇ります。DS2000の活用によって、製造コスト低減や工期短縮を実現できるだけでなく、過去の衛星の『お墨付き』により信頼を積み重ねています。
●キャリアパス
プロジェクトを推進するコスト/スケジュール/リソース/ステークホルダ管理に関わることで、中核・管理的ポジションを担っていただくことも可能です。
能力次第でプロジェクトマネージャー/管理職へ昇進していただきます。
●職場環境
・残業時間は基本的に45時間/月まで、テレワークやteams会議が浸透しており多様な働き方がサポートされます。
●使用言語、環境、ツール
英語、MS-Office、MS-Project、PMP
【組織構成】
・宇宙インフラシステム部 138名 (うち、構内外注22名)
・準天頂衛星システム課 13名 (うち、構内外注4名)
【求人補足】
・部、場所等の既存リソースの活用を検討も、即戦力となるプロジェクトマネジメント人財の獲得は困難な状況が続いています。
・準天頂衛星は234号後継機の受注が確定路線であり、プロジェクト要員の恒久的維持、負荷対策となります。
鎌倉製作所は、1962年に関東における最先端のエレクトロニクス開発・生産の拠点として操業を開始しました。
そして1976年、日本初※1の電離層観測衛星の打ち上げに成功し、宇宙開発のリーディングメーカーとしての礎を築きます。
その後、現在まで40年以上、気象観測・通信・測位衛星・宇宙機の開発と運用成功など、国内外を問わず様々な分野の人工衛星や、その搭載機器の開発・製造を手がけております。