パナソニックエナジー株式会社
●政策渉外部のミッション
・世界的な環境・エネルギー課題の高まりと共に、エナジー事業の社会的意義や責務が増している状況下、パナソニックエナジー社の経営・事業戦略を実現するため、戦略的且つスピーディーに渉外活動を展開することが求められている。
・各国の行政機関や業界団体等、外部ステークホルダーに積極的に働きかけ、当社の経営戦略、事業戦略を政策や制度に反映させることが重要である。そのため、各国の政治経済動向、法規の動きを調査分析し、戦略的に政策提言を行い、実利創出に貢献する。
●渉外課のミッション
・政策率なに必要なネットワークを構築する。立案した政策について業界を巻き込みながら社外ステークホルダーに対して提言し、補助金などの直接支援の引き出しの他、製品規制や人材確保など、事業環境改善のための支援の獲得を目指す。
●募集背景
主要各国の最大の関心ごとは、①エネルギー安全保障、②情報セキュリティー、③脱炭素の3つ。これらの3課題全てを解決できるのが電化社会を支えるバッテリー。世界的にバッテリー事業の社会的意義や責務が増している状況下、各国は蓄電池や関連材料に関する、補助や規制などの様々な政策を次々と打ち出している。一方でパナソニックエナジー社の経営・事業戦略は、現在の事業を2030年までに現在の4倍への拡大を目指しており、新たな拠点開発や、人材獲得など様々な取組みを行う上では各国の政策との整合が必要となっています。
当社の経営戦略、事業戦略を、政策や制度に整合させ、必要に応じて政策への提言も行いながら、事業を進める土台作りを行うことが非常に重要であり、この動きを強化・加速させるため、新たに人材募集します。
●担当業務と役割
・全社経営戦略や、各事業戦略を理解し、日本や各国の政策に反映させ、実利を創出。
・各職能の課題を理解し、業界・政経動向を正しく把握した上で政策を立案、業界を巻き込みながら社外ステークホルダーに政策を提言。
・補助金などの直接支援の引き出しの他、製品規制や人材確保など、事業環境を改善支援の獲得を目指す。
●具体的な仕事内容
企画した政策を実現するために攻めの姿勢で以下の役割を持つ。
①調査(社内ニーズ、国際情勢、市場/顧客/他社、法令/規則)
②政策企画・提言・発信(経営層・事業部・職能との連携による取りまとめと提言・発信)
③ロビー活動(国政・地方行政、省庁、議会、議員等への働きかけ)
④補助金獲得(CAPEX支援) 工場建設、生産能力増強、RD強化などの補助金働きかけ
⑤補助金獲得(OPEX支援)税控除や社会保険料の減免など優遇策の引き出し
⑥事業環境改善 人材育成獲得、競争力獲得
●この仕事を通じて得られること
・地球規模での課題①エネルギー安全保障、②情報セキュリティー、③脱炭素の3つに問題に向き合っている実感を得ることができます、自身の職務での頑張りが、環境負荷を和らげることにつながります。
・日本を代表する企業で、社内の幹部、様々な部署の人と接する機会が多く、社内の様々な情報に接し、意見を交換しあう機会が得られます。
・また社外の政府・行政や、業界団体、電池メーカー以外の部素材メーカー、商社、金融、IT企業などとも接し、幅広い視野をもちながら貴重な経験を積むことができます。
●職場の雰囲気
・現在のメンバーは年齢的には50歳前後の男性が多いのですが、様々な経歴を経て集まったメンバーのため、いろいろな価値観をもっています。部内はもちろん、他の関係部門とも非常に活発に議論・相談を行う組織です。
・蓄電池に関して様々なことに新しいことに挑戦できる、活気のある職場です。ネットや文献だけではなく、実際に自分たち足で現場に向かい、様々なステークホルダーとの会話を通じ、情報の収集・分析や交渉を行うため、出張も多くなっています。
・個人のペースも尊重されており、自分でスケジュールを組むことができます。では個人主義が中心かというと決してそうではなく、チームとして意見交換、相互サポートも活発です。
・会社も2022年4月、部も2023年7月にができたばかりで、自分たちで作り上げている雰囲気があります。
●キャリアパス
・政策渉外部は、関係するステークホルダーとの交流が多く、社内外とわず色々な職務の方とお話しする機会が得られます。
・政策の分析や提言のために、自社の戦略、課題の理解、また経済、ビジネス、技術、物流、など様々な知識を身につけられるため、政策渉外部以外でも経営企画など応用が期待されます。