三菱重工業株式会社
【仕事内容】
原子力発電プラントの定期検査において実施している炉物理検査*工事の推進を主要業務とします。
炉物理検査では、各プラントで約1年毎に実施している定期検査後の原子炉起動時において炉心特性パラメータ測定及びその測定値に基づくプラントの安全性確認を実施しています。同検査では、計測機器及び工業用計算機を用いた計測作業を実施しており、各発電所においてこれら計測作業の推進をしていただきます。
また、事業所(神戸)内にて、検査に用いる機器の点検・保守管理および現地工事準備作業(実施計画書作成等)もご担当いただきます。
*炉物理検査では原子炉容器の外側に取り付けられた中性子検出器からの微小電流信号を発電所中央制御室に設置した検査装置にて受信・処理することで炉心の特性(反応度)を測定し、安全性の確認を行います。「原子炉起動」や「臨界」といったイベントも経験でき、測定に必要な原子炉の操作に直接関れるという醍醐味も味わえます。
【補足説明】
勤務地は神戸ですが北海道、北陸、四国、九州の発電所への炉物理検査の出張(1週間程度/回)が6回/年程度、その他短期の出張も多く発生します(年間1/3程度の日数は出張になる予定)。
また、炉物理検査の出張中の2日程度は3交替勤務となり、夜勤を担当することもあります(ただし、出張手当、3交替勤務手当は完備)。
炉物理検査は10人程度のチームで行いますが、チームワーク良く、和気あいあいとした雰囲気です。
(変更の範囲)当社の定める業務全般。将来的に会社の指示する業務への変更を命ずる可能性あり。
(1)幅広い領域・事業の強み
発電プラントなどの社会インフラ、船舶、航空機などの輸送機器、大型ロケットなどの宇宙機器など、世界中の人々の生活や産業活動の基盤となる様々な製品を提供しております。陸・海・空から宇宙まで広がる壮大なビジネスフィールド、そして世界に誇る最先端の技術力とたしかなものづくりで社会を支えるビッグビジネスをグローバルに展開しております。
(2)数字でわかる当社の魅力
連結売上高40,413億円、グループ従業員数8万人超、グループ会社数230社、海外売上比率54.2%
技術力・開発力(特許件数14,653件、研究開発費5年合計約7,700億円)