三菱電機株式会社
●採用背景
地球温暖化への対策として、脱炭素を推進することが重要な課題となっています。当社・電力ICTセンターでは、再エネ利用の拡大により複雑化する電力利用の更なる効率化と高度化を実現するソリューションの提供を通じ、カーボンニュートラルな社会の実現に貢献しています。
電力システム製作所では、発電事業者・送配電事業者・電力需要家向けに様々なシステムをシステムインテグレーション部門にて開発・構築し、顧客に提供しております。
電力デジタルエナジーシステム開発部では、システムインテグレーション部門にて構築する様々なシステムに組み込まれる、共通コンポーネントの開発に取り組んでいます。
この開発する共通コンポーネントは最先端な技術を取り込むため、当社研究所と連携し開発を進めており、この開発を主導するITエンジニアを募集します。
★電力システム製作所 電力ICTセンターについて・製品紹介
https://www.mitsubishielectric.co.jp/ictpowersystem/
●職務内容
市場動向・ニーズ調査などを通じて、当製作所で共通的に適用されるソフトウェアコンポーネントを定義し、このソフトウェアコンポーネントの開発を進めていきます。開発したコンポーネントは、受注により構築するシステムに組み込まれ、客先に提供していきます。この開発するコンポーネントは、研究所および当社協力会社と連携し、AI、セキュリティ、データ連携、仮想技術などの最新のIT技術を適用したコンポーネントにてしていきます。
≪具体的には≫
・市場動向、ニーズ調査を踏まえた共通ソフトウェアコンポーネントの要件定義
・社内製造部と連携した共同研究、実証試験の推進
・要件定義に基づく、システム全体設計とその仕様書の作成
・SIを行う社内関連部門との要件調整・工程調整
・詳細設計~試験の関連会社への委託と進捗マネジメント
・共通ソフトウェアコンポーネント開発の工程管理・コスト管理
・品質管理部門に提出する品質記録の整備・提供
・共通ソフトウェアコンポーネントに関する論文投稿・特許出願
※入社後は、上記の一部を担当していただき、習熟度合に合わせ担当する業務を拡大していただきたいと考えております。
※1案件あたり完遂までの期間は1年が基本となります。
※国内向けが中心ですが、海外を含めたグローバル化を進めていきます。
※最新のIT技術、通信技術、電力制度の習得が可能です。またプロジェクトマネジメント力や折衝能力が向上します。
★電力ICTセンターが提供する製品を紹介するHPのURL
https://www.mitsubishielectric.co.jp/ictpowersystem/
●使用言語、環境、ツール、資格等
言語:社内では日本語です。海外対応では英語になります。
プログラミング言語:Java言語・SQL・Pythonが中心
開発環境:LINUX/Windows/クラウド
※語学スキルの向上・ITスキルの向上・電気制度の習得にあたっては、OJTに加え各種OFF-JTを各種整備しており、スキル向上に利用いただけます。
●配属先ミッション
【電力デジタルエナジーシステム開発部】
・カーボンニュートラルでレジリエントなエネルギー社会の実現、
・グローバルレベルでのオープンイノベーションの推進
⇒電⼒デジタルエナジーシステム(マイクログリッド゛、蓄電池システム等)や電⼒システムのデジタル化をはじめとする電⼒ICT事業における源流活動(市場調査と制度/企画の先取り)、事業開発、各種開発活動、BLEnDer等の製品企画、パートナー戦略の⽴案、技術提案
【システム開発第二課】
ICT技術を応用したソフトウェア・アプリケーション・サービス基盤の開発
●業務の魅力
・地球規模の課題であるカーボンニュートラル達成に向けて、再エネ利用拡大や、
電力利用の効率化に直接的に携わることができます。
・多くのメンバーとプロジェクトを推進し、課題を解決しながら、開発やプロジェクトを完遂することで、
大きな達成感と充実感を得ることができます。
各種のシステム開発を通じて最新のIT技術・通信技術の適用を進めていくことにより、
技術力のあるICTエンジニアへ成長できます。
●事業/製品の強み
電力ICTセンターは、情報技術・通信技術・電力技術を融合した先進的な電力デジタルソリューションの実現を多数進めてきており、成長が期待されるデジタルエナジー領域で競争力のあるソリューションを展開しています。
再生可能エネルギーの導入拡大、電力取引の拡大、電力設備利用の高度化、送配電ネットワークの適性利用などの課題を先進的な技術を駆使して、一緒に解決を目指していただける仲間を募集します!
■社外表彰
・大規模IoTシステムであるスマートメーター通信システムと920MHz無線マルチホップ通信技術の
開発において、2018年に第47回日本産業技術大賞の文部科学大臣賞を受賞。
・再生可能エネルギーの導入拡大を目的とした蓄電池システムで「資源エネルギー庁長官賞」
「新エネルギー財団会長賞」を令和元年度に受賞。
開発するコンポーネントを適用するスマートメータ通信システムで国内TOPシェアであり、台湾などの海外への事業拡大を現在進めています。また、他には電力需給管理システムで端末側からシステム側までトータルでワンストップに国内で提供できる数少ないメーカです。
●キャリアステップのイメージ
入社後、当社の共通ソフトウェアコンポーネントの設計業務をOJTの形で進め、当社ソフトウェア製品の知識・適用技術・当社の開発手法を習得していきます。製品知識、技術スキルが一通り身に付いた後、機能開発リーダを経て、プロジェクトリーダーや機種開発リーダとして活躍していただきます。本人の希望によっては、顧客への提案活動、市場調査・制度を先取りした開発企画の立案に携わっていただくことも可能です。
★電力市場向けパッケージ型ソフトウェア製品「BLEnDer(ブレンダー)」に関して
https://www.mitsubishielectric.co.jp/ictpowersystem/business/solution1.html
★「電力供給システムの開発現場を徹底解明!プロジェクトME」
https://www.mitsubishielectric.co.jp/factory-projectme/system/report.html
★三菱電機㈱電力・産業システム事業 中途採用サイト
https://mitsubishi-eng-recruiting-site.jp/
【業務内容変更の範囲】
会社が定める業務
※業務の都合によっては会社外の職務に従事するため出向又は転属を命じることがあります。
■≪プライム市場上場≫全世界で13万人を擁する総合電機メーカー
■リーマンショック時も黒字計上、バランス経営で強固な財務基盤が強み
■国際特許出願件数第二位(国内一位)の技術に立脚した幅広い事業展開
■三菱グループならではの充実の福利厚生/制度により腰を据えて働ける環境