株式会社ニコン
組織としての担当業務
【第二開発部のミッションと今後の展望】
・デジタルカメラは、イメージセンサやSoCなどに代表される電子・半導体技術、優れた光学特性と小型化を両立させるための光学技術、高画質な映像を生成するための
画像処理技術、およびフォーカスや露出を自動化するためのAI技術など様々な分野の技術が、高度な水準で求められる分野であり、常に進歩し続けている製品です。
・第二開発部は、このような製品における要素技術(映像事業部の製品やサービスを構成するための基本的な技術)の開発担当部署として、業界最先端の技術をいち早く
取り入れて顧客が求める様々な新しい技術を他社に先駆けて開発する部署です。
【第二開発課の役割】
・第二開発課はオートフォーカス機能に関わる技術開発を行っています。
オートフォーカス機能は様々な要素(撮像素子、画像処理エンジン、レンズ、AI被写体検出、UIなど)との組合せの上で成り立つ機能ですが、
第二開発課では主に、製品実装に向けたオートフォーカスの検出/制御アルゴリズムと、将来的な新規要素技術、の開発を担当しています。
(参考)AFシステム
https://www.jp.nikon.com/company/technology/technology_fields/software_and_systems/af_system/
具体的な業務内容
デジタルカメラ関連製品のオートフォーカス機能について、要素技術開発、アルゴリズム開発を担当いただきます。
・顧客要望の分析と技術課題の抽出
・お客様の意図に沿って、あらゆる環境で高速かつ高精度にピントを合わせるための新規要素技術開発
・高速かつ高精度にピントを合わせる、製品実装を視野にいれたアルゴリズム開発(仕様策定とその性能検証)
・動画機におけるお客様の表現を実現するフォーカスシステム開発
本ポジションで得られるスキル・経験
■開発を通じて多くに技術に触れられること
カメラ、特にオートフォーカスは、メカ、エレキ、光学、ソフト、AIなど複数の技術が詰まった製品です。開発を通じて多くに技術に触れ知識が広がります。
■フィールド評価や要望の収集など現場に行く機会がある
いかなる条件でも適切な画像を撮影できるデジタルカメラの要素技術を開発するために、フィールドでの評価と情報収集は欠かせません。撮影現場に足を運び、自ら撮影テストをすることや、お客様と直接コミュニケーションをとることもあります。
本ポジションのやりがい
要素技術開発から製品実装までの開発を一貫して担当できること。
形が無かったところから試作、量産品と完成度を上げていくことで、モノづくりの実感を得ることができます。
キャリアパス
オートフォーカスのアルゴリズム開発の担当として業務に携わっていただきます。
経験を積んだうえでチームリーダーとなり、その後はマネジメントキャリアパス、あるいはスペシャリストとして専門性を高めていくキャリアパスもあります。また、オートフォーカス以外の要素技術開発へ転換する場合もあります。
メッセージ
カメラの中で最も重要な要素と言えるくらい、オートフォーカスは重要な要素です。
その分お客様からの期待も大きい機能であり、とてもやりがいを感じることができます。
ぜひ新しい技術開発を行い、期待を超える製品を作っていきましょう。
<業務内容の変更の範囲>
会社の定めるすべての業務(会社外への出向を命じた場合は出向先の定める業務を含む)