三菱重工業株式会社
仕事内容
高速炉、高温ガス炉、核融合炉等の開発段階にある先進炉の実現に向け、各構成機器の開発設計(機械装置、圧力容器、熱交換器等の機器の基本設計等)推進、並びに、設計データを取得するための試験 及び 設計検証のための試験に関する計画策定・その推進を担当して頂きます。
機械装置、熱交換器をはじめとした各構成機器に関し、設計成立性評価 及び 所定の性能を発揮することの検証試験(計画策定から結果の分析まで)等を行い、プラントの基本計画を作り込んでいきます。この過程で客先ニーズと当社シーズの擦り合わせ、社内の詳細設計部門 及び 製作・現地工事・品証の社内各部門との調整他、技術的な検討を行います。
仕事や部署の魅力
最近話題のカーボンニュートラルを実現するために、当社では既存の原子力発電はもちろん、社会的必要性が高まる高速炉、高温ガス炉(水素製造)、核融合炉、マイクロ炉といった、いわゆる先進炉の開発に取り組んでいます。
当課は、そんな先進炉プラントの開発を部内のプロジェクトグループと連携して推進しています。プラント運開に向けた社内の技術上の最上流に位置しており、今後 建設されるプラントの基本仕様を定めるため、プロジェクト全体を左右する重要な役割を担います。責任も大きいですが、自身のアイデアを機器の概念・設計に反映し、それを詳細設計部門と共に具現化していく、技術者として非常に遣り甲斐の感じられる業務です。
機器の概念を設定していく際には、既存のR&D成果を分析しつつ周囲の技術者と議論を重ねるため、オープンで活気ある職場です。
また、機器の設計成立性を広い視点から評価することが求められるため、原子力、機械、熱、構造、材料等、専門性の高い社内関係者(総研、詳細設計部門、製作部門他)から知見を借りる中で自身の技術力向上が実感しやすいのも当課の魅力の一つです。
最近では、開発を国際協力(例えば、高速炉における仏、米、高温ガス炉における英、核融合におけるITER計画への参画)で推進する機運が高まっており、国内だけでなく海外にも活躍の場が広がっています。
社会(お客様)のニーズに沿ったアイディア出しから開発、プラント基本計画まで、社会実装に向けて先頭を走れるのが魅力の職場です。
※働き方について
・出社しての業務が基本となりますが、育児/介護に加え作業の効率的推進を理由に在宅勤務をすることも可能
・出張有り<国内:1、2回/月、海外:1回/数年(適性を踏まえ割り当てた担当業務により異なる)>
(1)幅広い領域・事業の強み
発電プラントなどの社会インフラ、船舶、航空機などの輸送機器、大型ロケットなどの宇宙機器など、世界中の人々の生活や産業活動の基盤となる様々な製品を提供しております。陸・海・空から宇宙まで広がる壮大なビジネスフィールド、そして世界に誇る最先端の技術力とたしかなものづくりで社会を支えるビッグビジネスをグローバルに展開しております。
(2)数字でわかる当社の魅力
連結売上高40,413億円、グループ従業員数8万人超、グループ会社数230社、海外売上比率54.2%
技術力・開発力(特許件数14,653件、研究開発費5年合計約7,700億円)