株式会社本田技術研究所
【募集の背景】
~水素社会の実現に向けた新たな価値探索~
Hondaでは、30年以上にわたり、水素技術や燃料電池の研究開発に取り組んできました。
中でも、私たちの部署では、水素エコシステムの構築に向け、水素バリューチェーンの上流から下流までのコア技術の研究開発をしています。
水素活用技術として、水素製造、水素貯蔵技術、定置型FC発電機などの研究・開発に携わっていただきます。
これら技術には、水素を「貯蔵する」という共通の技術が必要不可欠となっています。
Hondaの水素社会実現に不可欠なこの研究開発をともに進めたいただける方を募集しております。
【業務内容】
燃料電池システムに必要不可欠な
・高圧水素タンク
・関連する機器(バルブなど)や制御機器(ECU、センサーなど)
・これらをまとめたシステムとその制御
に関わる、技術要素の設計もしくは評価・検証を担当いただき、技術の構築に貢献いただきたいと考えています。
【具体的には】
水素を充填し・貯蔵し、燃料電池システムに水素を供給するためのシステム構築、レイアウト検討、設計/検証をお任せします。
・高圧水素タンクの設計および評価・検証
・タンク周辺の機構部品(バルブ、ポンプなど)の選定・検証
・システムの制御関連部品(ECU、センサーなど)の選定・検証
・システム全体のレイアウト、構造解析
・システムの制御設計と検証
※国内外の出張が発生いたします。将来的に海外駐在の可能性がございます
※専門性や適性、会社ニーズなどを踏まえ、会社が定める業務への配置転換を命じる場合があります。
【開発ツール】※担当業務によって異なります。
CATIA V5/V6、各種CAE、MATLAB、SIMLINK、LTspice、DNG、RTC、NASTRAN、Abaqus、Fluent、Python、LS-DYNA など
【魅力・やりがい】
・Hondaは、燃料電池(FC)技術や水素貯蔵(HSS)技術を車両以外のモビリティや電源システムに実装し、水素社会の実現を目指しています。水素技術を軸とした循環型エネルギー社会の実現に向けて、社会的意義のあるチャレンジに自身の技術力を発揮できます。
・エネルギー領域は新たな挑戦分野であり、Hondaのコア技術である定置電源システム、高圧水電解技術、燃料電池関連技術を活用し、将来の新たな挑戦の旗振り役として活躍できます。スキルや創造性、アイデア、強い想いを持つ方には、大きな裁量が与えられ、挑戦できる環境です。
・水素エネルギー技術の領域拡大に向けて、Hondaのコア技術である燃料電池、高圧水電解および水素貯蔵技術を活用し、将来技術の創出に貢献することができます。
【職場環境・風土】
「買う喜び、売る喜び、創る喜びを世界に広げる」を基本理念に、Hondaでは数々の製品を創業から生みだし続けてきました。役員から現場社員まで、あらゆる人材が自由な発想で、夢や理想を徹底的に追求する風土が根付いており、学歴や年齢に関係なく誰もがフラットに活躍できる職場環境です。積極的に仕事に向き合い、推進する力のある従業員には、入社直後であっても大きな仕事が任されます。