株式会社本田技術研究所
【募集背景】
Hondaは、この地球上で人々が持続的に生活していくため、「環境負荷ゼロ」の循環型社会の実現をめざし、これまでの「Triple ZERO」を超えた、より高い取り組み目標を掲げます。「カーボンニュートラル」「クリーンエネルギー」「リソースサーキュレーション」、 こ の3つを1つのコンセプトにまとめた「Triple Action to ZERO」を中心にして、取り組みます。この取り組みによって、可能な限り地球資源の消費を抑制し、環境への負荷のない社会を目指す中で売り切り型ビジネスから循環型ビジネスへの転換に向けた新しい領域へ挑戦する仲間を募集しています。
中でも、私たちの部署では、モビリティを生産する上で必要不可欠な塗料、化成材料、金属材料をテーマにして、原材料から廃棄まで、そしてまた原料へと循環させる材料技術の開発および循環型ビジネスへの転換および顧客価値向上を目指しております。
【具体的には】
新規硬化反応材料・反応トリガーに関する研究開発や、電動効率を高めていく磁性材の研究開発などをテーマに開発業務をお任せします。
新規硬化反応材料:塗装の工程においてCO2削減に向けた、ラジカル硬化反応をはじめとした新たな硬化技術の研究。
磁性材:電動化を推進していく上で、電動効率を高める磁性材料の探索、研究開発。
いずれの業務においても、材料メーカーと協業しながら、
・目指す性能や物性を満たす、材料仕様の構築
・生産技術部門との協業し、プロセス開発・構築
をお任せします。
※専門性や適性、会社ニーズなどを踏まえ、会社が定める業務への配置転換を命じる場合があります。
【開発ツール】
・各種分析装置
【材料研究センターとは】
Hondaの夢見る「自由な移動の喜び」を創造し、あらゆる可能性を拡張していくモビリティの実現に向け、事業分野の枠組みを超えて「革新的な材料技術」の創出を目的に、2023年4月設立されました。「循環型・環境対応型材料」、「製造プロセス」、また、デジタル技術を用いた「LCA(ライフサイクルアセスメント)」と「革新材料設計」などの研究開発を行っています。
【魅力・やりがい】
HondaはTriple Action to ZEROの長期目標を掲げ、さまざまな新領域へチャレンジを開始しております。特にエネルギー領域は新たなチャレンジ分野であり、Hondaの技術を結集し、将来新たなチャレンジの旗振り役となっていただくことを期待しております。スキルや創造性、アイデア、強い想いを持っている方には大きな裁量が与えられチャレンジできる環境です。積極的に仕事に向き合い、推進する力のある従業員には、入社直後であっても大きな仕事が任されます。
また、リソースサーキュレーションとライフサイクルビジネスの両立およびカーボンニュートラルの実現に向けて、基礎研究から適用技術までの戦略構築~実行、Hondaとしての材料技術開発の方針決めに携わることができます。
【職場環境・風土】
「買う喜び、売る喜び、創る喜びを世界に広げる」を基本理念に、Hondaでは数々の製品を創業から生みだし続けてきました。役員から現場社員まで、あらゆる人材が自由な発想で、夢や理想を徹底的に追求する風土が根付いており、誰もがフラットに活躍できる職場環境です。積極的に仕事に向き合い、推進する力のある従業員には、入社直後であっても大きな仕事が任されます。