キヤノン株式会社
■募集背景
キヤノンのコア技術である光学技術を武器にカメラ用交換レンズの開発をしています。2018年に立ち上げたEOS Rシリーズにおいては、映像表現の広がりや進化を支えるべくRFレンズのラインアップを拡充し続けています。交換レンズの制御技術は撮影領域の拡大や快適な撮影環境を提供するために重要かつ不可欠な技術です。さらなる映像文化の発展に貢献するために、EOS Rシステムとしての新たな挑戦に一緒に取り組んでくれる方のご応募をお待ちしています。
■仕事内容
【製品開発】
カメラ用交換レンズ(RFレンズ、放送・シネマ用レンズ)のピントを合わせるフォーカスレンズ/光量を調節する絞り/手振れを補正するための光学系等を各種モーターを使って駆動制御するためのファームウェア設計を行っています。
【要素技術開発】
レンズを駆動するための新しいアクチュエータ制御やカメラボディと連携した新機能等、次世代の製品搭載に向けた技術開発を行っています。
【特許出願】
製品開発や要素技術開発に関連した新技術の特許調査や提案業務を行います。
■キャリアイメージ
最初は担当機能に関する設計を担当し、次第に担当する領域を広げていきます。経験を積んだ後にファームウェアの基本構造を設計するアーキテクトや、製品開発のプロジェクトを主導するプロジェクトマネージャーといった役割を担当するようになります。
■チーム体制
ソフトウェア技術者以外の光学・メカ技術者とチームを組み、設計仕様の検討やレンズ制御アルゴリズム等を作り上げていきます。
■やりがい
私たちの設計技術が、カメラシステムにおける重要な機能であるオートフォーカスや手振れ補正等の性能を大きく左右します。大きなプレッシャーがありますが、目標性能を達成したときの達成感が大きなモチベーションになっています。
■先輩社員の声
私たちの部門ではBtoC製品であるEOS用交換レンズから、BtoB製品である放送・シネマレンズまで幅広い製品群の設計を担当しています。
技術面では電気・ソフトの領域だけでなく、光学・メカの領域とオーバーラップして開発を進めるため、各領域を跨いだ「オプトメカトロニクス」という希少性が高い技術者として成長することができます。
製品設計業務だけでなく、新製品に盛り込むための情報収集をするためにお客様の撮影現場に出向いて、撮影における課題を見つけ新機能搭載に繋げるといったことも経験でき、大変やりがいがある仕事だと感じています。
RFレンズの人気投票である「RFレンズアワード2025」では、お客様からポジティブなコメントをたくさんいただき、開発の励みとなっています。
RFレンズアワード2025URL:https://www.youtube.com/watch?v=583addTVCJE
カメラ用交換レンズ(RFレンズ、放送・シネマ用レンズ)のピントを合わせるフォーカスレンズ/光量を調節する絞り/手振れを補正するための光学系等を各種モーターを使って駆動制御するためのファームウェア設計です
新しいことに積極的にチャレンジできる人、協調性を大事にする方
EOSシステムの製品開発を通して、世界の映像文化の発展に貢献していきましょう!