三菱重工業株式会社
■仕事内容
原子炉(軽水炉、高速炉、ガス炉など)向け燃料に関する以下の業務を担当いただきます。
①研究開発 :材料、構造、並びに設計手法 (シミュレーション技術)の検討
原子力に特化した知識がなくても可。材料、強度、熱水力、解析計算など基礎技術能力を発揮していただけます。
②基本設計 :上記の研究開発結果を元に基本仕様を決定し、プラントの安全性を含む性能評価
③詳細設計 :モノづくりに向けて設計(後段の材料調達、製造、検査のインプット)
原子力に特化した知識がなくても可。モノづくりに対する熱意と製作設計技術を発揮していただけます。
④プロジェクト管理 :燃料の受発注、生産管理、品質保証等関連部門と協力し取り纏め推進
原子力に特化した知識がなくても可。機械設計や生産技術、技術営業の経験等を活かしていただけます。
■仕事や部署の魅力
原子燃料は原子力発電の中核であり、その設計に従事することは将来の日本のエネルギー供給への大きな責任を伴うと共に大きなやりがいがあります。当社の燃料事業の特徴は以下の通りです。
①原子力プラント総合メーカーとして、安全安定した原子力発電の利用に貢献
脱炭素社会の実現のため原子力発電の利用が見直されているなか、国内では、三菱重工業が納入した加圧水型原子炉が順次再稼働しています。当社ではこれらの発電所の安全性向上に努めるとともに、国内トップシェアで継続的に原子燃料を供給し、安定した電力供給に貢献しています。また、当社の大きな強みのひとつが、プラント全体や炉心システムなどの上流設計から燃料などの個別機器の設計、さらに製造から現地納入までを一貫して実施できる体制であり、この強みを活かした高い問題解決能力でお客様からの信頼を勝ち得ています(自分が開発・設計した燃料が実際に発電プラントで使用されます)。
②将来のエネルギー供給に貢献
GX実現に向けた基本方針を受け、将来炉(高速炉、高温ガス炉等)、革新炉の燃料開発も推進中です。高速炉、高温ガス炉の実証炉開発において当社は国内唯一の中核企業に選定されており、開発を牽引する存在となっています。
③国内外共同プロジェクトでグローバルな原子燃料の研究開発に貢献
原子燃料業界共通のハードルとして、照射データの取得が容易でないこと、開発費が高額であること、現象の解明が難しいこと、が挙げられます。このため、燃料業界では、国内外の同業他社、顧客(電力会社)、官公庁(経産省、規制庁など)、研究所、大学が参画する共同プロジェクトが数多く立ち上がっており、当社も参画することで、安全安心な原子力利用に向けたグローバルな研究開発に貢献しています。
■当社原子力事業全般の詳細について以下URLから是非ご確認ください。
https://www.mhi.com/jp/business/nuclear
■応募をご検討の方向けリーフレット
https://www.mhi.com/jp/business/nuclear/pdf/leaflet_recult_carrer.pdf
(1)幅広い領域・事業の強み
発電プラントなどの社会インフラ、船舶、航空機などの輸送機器、大型ロケットなどの宇宙機器など、世界中の人々の生活や産業活動の基盤となる様々な製品を提供しております。陸・海・空から宇宙まで広がる壮大なビジネスフィールド、そして世界に誇る最先端の技術力とたしかなものづくりで社会を支えるビッグビジネスをグローバルに展開しております。
(2)数字でわかる当社の魅力
連結売上高40,413億円、グループ従業員数8万人超、グループ会社数230社、海外売上比率54.2%
技術力・開発力(特許件数14,653件、研究開発費5年合計約7,700億円)