栗田工業株式会社
~はじめに~
産業排水処理、超純水精製などの水処理事業で国内No.1企業である栗田工業社は、各クライアントごとの水処理ニーズに応えたオーダーメイドプラントの提案から設計、建設、運転までを強みとした企業様ですが、当該ポジションでは栗田工業では珍しい「クライアントの共有課題に応える水処理装置の規格化(スケール化)」に向けた技術開発のポジションとなります。
■ 業務内容
主に、以下の業務内容をご経験のキャリアに合わせながら柔軟にご担当いただきます。
・新市場向け水処理装置のフィージビリティスタディ/実現可能性の検討
・規格商品の企画、設計、改良
・社外技術、商品の探索、評価、導入
■水処理装置の新規製造開発構想の事例
‐電解水素向け純水の水処理装置の規格商品化
‐PFAS用水向けの水処理装置の規格商品化
‐スマート冷却塔の水処理装置の規格商品化
などなど多くの新規構想が、サービス内容、商品構造、サプライチェーン構想含め現在も検討されております。
■部門、チームのミッション
・社外技術の探索、導入検討、活用、企画
・規格商品の設計、開発、改良
■ やりがい
水処理装置の設計、製造を通じて環境に貢献するとともに、夢や創造を実際に形にする喜びがあります。
■期待すること
以下のいずれかを期待します。
‐量産型商品の設計・モノづくり・維持管理の知識を活かしたご活躍
‐樹脂成型一体構造品の設計・ものづくりの知識を活かしたご活躍
‐異なる分野の知識・経験とクリタの既存の知のイノベーション、組織の活性化
■採用背景
・栗田工業では長年クライアントニーズに合わせたオーダーメイドプラントの設計に従事してきましたが、PFAS排水処理など各クライアントに"共通した課題"にアプローチできる規格商品を開発、改良し課題解決に貢献するビジネスモデルがこれまで強くない状況でした。
・既存事業であるオーダーメイドプラントの案件は引き続き好調ではあるのですが、新しい栗田工業の次の中核ビジネスになる水処理装置の規格化にも経営陣は注力していきたい一方、技術的/ノウハウ的に精通した人材がまだまだ足りていないため、当該ポジションがOpenとなりました。
■将来配置計画:
・また将来的に栗田工業の注力事業であるエネルギー向け、半導体向けの超純水事業のプラント設計技術者としてのキャリアや、より上流の水処理技術の研究開発者など様々なキャリアを部署異動を通じてキャリア形成いただくことも十分可能です。
■働き方:
・残業時間は月平均20時間程度
・週4回までのテレワークが可能です。
・勤務地は東京の中野本社ビル、三鷹エンジニアリングセンター、昭島のKIH(研究開発施設)の中でアクセスの良いところで勤務いただけます。
・DX推進が非常に進んだ企業様でして、最新の設計システムやデバイスを駆使し、円滑なオンラインでのコミュニケーションを実施されております。
■担当製品:エネルギー産業向け排水処理装置/純水装置・担当顧客:電力会社をはじめとするエネルギー産業
(ご参考)
・部門プロジェクト事例
シミュレーションソフト
https://kcr.kurita.co.jp/solutions/simulation
●〇●‐‐‐‐≪栗田工業の魅力≫‐‐‐‐●〇●
①水処理業界No.1の技術力
水処理薬品、水処理装置、メンテナンスの3つの事業領域の多様な技術、商品、サービスを駆使して、総合ソリューションを提供。
結果、業界唯一のビジネスモデルを構築し高い収益性を実現。
‐2023年は売上高3,446億円、他同業他社比較でも大変秀でた売上高事業利益率(11.2%(2023年))
‐国内だけでもクライアント企業数は20,000件あり、内83.6%が超純水装置等のメンテナンスサービス事業であり、安定した収益基盤を実現。
‐安定の増益は株主還元(19期連続増配)そして、従業員の給与へ還元
★栗田工業の平均年収909万円(国内上場企業の平均年収は614万円)
②業界トップの研究開発への投資
栗田工業は以下9つの知的財産権を有しており、それら含め常に革新的な商品開発に向けた技術シーズの創出を強化。
‐9つの知的財産権:分析、防食、凝集凝結、殺菌制菌、膜分離(MBR)、脱イオン、生物利用、洗浄改質、流体・プロセス解析
特に研究開発への積極的な投資によって常にクリタは水処理業界No.1のリーディングカンパニーとして業界を牽引。
★2022年:イノベーションを創出する新たな研究開発拠点「Kurita Innovation Hub」を開設
〈参考URL〉https://www.kurita.co.jp/aboutus/press220401.html
③徹底した人材投資
東洋経済社の「新卒3年後定着率」ランキングで1位を獲得。その背景には、人材を持続的な成長を支える強固な基盤があり、課題解決に貢献する多様なソリューションを創出する専門技術者育成への積極的な取り組みを示す企業文化があるといえます。
‐ 「人づくり委員会」を2020年4月に設置し、技術者育成方針の策定と教育体系など仕組みの構築
‐ グループ内の技術者が保有する能力・知識・経験を「視える化」し、中長期的な人材の増強と後継者育成に活用するため、「専門技術者マップ」の作成
‐ 世界で活躍できる人材の育成を目的とした「グローバル化対応力向上講座」など人材教育の実施
〈参考URL〉https://www.kurita.co.jp/csr/csr_activity_human/index.html
④グローバル市場での躍進
グローバルに総合ソリューションを提供していくため、日本、アジア、EMEA、北南米の世界4極体制を強化しており、各地域で事業展開を加速させる中で、活躍できるビジネスフィールドは世界に広がっています。
‐欧州ではドイツ国にクリタ・ヨーロッパGmbHを設立。石油コンビナートや精製プラントを中心にビジネスを展開
‐中国では大型拠点を築き、アジア圏の水処理プラント及び水処理薬品需要に大きく貢献。海外売上のコアエリアとなっております。
≪栗田工業の注目ニューストピックス≫
・「AI最適運転」によるCO2排出量削減に関する環境省実証事業の完了
〈URL〉https://www.kurita.co.jp/aboutus/press230627.html
・水処理プラントの「設計自動化ソリューション」のβ版ラインナップを拡充
〈URL〉https://www.kurita.co.jp/aboutus/press230315.html
➡DX推進にも会社全体に注力されています
・栗田工業と日立が、「環境負荷ゼロ」の循環型社会を見据えた
ソリューションの社会実装とエコシステムの構築に向けて本格的な協創を開始
〈URL〉kurita.co.jp/aboutus/press230126.html
水処理No.1のリーディングカンパニー