三菱電機株式会社
●採用背景
イギリス・イタリアとの共同開発が決まった次期戦闘機事業(新規大型開発事業)の立上げに伴い、戦闘機搭載用レーダのシステム設計を担うエンジニアを増強します。
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★鎌倉製作所に関して
https://www.mitsubishielectric.co.jp/saiyo/graduates/philosophy/place/kamakura/
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●組織のミッション
≪次期戦闘機プログラム開発センター(部)≫
次期戦闘機事業で当社が担当する電波・光波センサ等の開発において、社内外をリード・推進し、顧客やステークホルダーが満足し日本の安全保障を担う製品・サービスをライフサイクル全般にわたって届けることで、国民の安心・安全な生活に貢献する。
≪システム技術第二課≫
・主に次期戦闘機に搭載されるレーダのシステム設計を通して、上記センターのミッションを達成する。
●業務内容
航空機搭載用レーダの上流設計(要求分析、回線設計、アーキテクチャ、プロトコル、機体インタフェース等)のいずれかの業務をお任せします。
会社の定める業務(※)
(※)業務の都合によっては会社外の職務に従事するため出向又は転属を命じることがあります。
≪具体的には≫
顧客や海外カウンターパートとの対話を通して、製品企画から要求分析、レーダシステムのシステム設計(ハードウェアだけでなく、信号処理やソフトウェアの要求仕様策定も含む)、試験計画、納入後の維持や顧客サポートなど、主に対象製品のエンジニアリングチェーンを軸とした業務です。これらの業務経験を通して、将来的には顧客・国内外の共同開発メーカ・社内関連部門を巻き込んで、社内外をリードする役割で業務をして頂きます。
●使用言語、環境、ツール、資格等
特に特別な資格は必要ありませんが、MS-Office(Excel、Word、PowerPoint等)を業務で利用できるスキルがあること。CAE/CADツール(MATLAB、Cameo、3DCAD、2DCAD、CAE解析)を利用できるスキルがあればなお望ましいです。
●業務の魅力
・社会インフラの一端を担う製品であり、製品が実際に航空機に搭載され、任務を遂行する場面が最もやりがいを感じる瞬間です。ライフサイクルの長い事業であり開発に10年以上かかりますが、開発のステップ毎にマイルストンとなるイベントがあり、客先や機体メーカ含め多くの関係者で達成感を共有することができます。
・社内外多くの関係者と将来構想を議論しながら、製品開発の様々なプロセス構築からスタートしておりますので、壮大なプログラム立ち上げに関わることができるのは魅力であり、やりがいに繋がると思います。
・世界最先端のレーダ開発に携わることができます。
●優位性/PR
・次期戦闘機事業は、イギリス、イタリア、日本の3カ国で共同開発をすることに政府間で合意したミッションです。
・国家事業であり、当社は長きにわたり、戦闘機事業を担当してきた実績から日本のミッションシステム・インテグレータ企業に選定され、次期戦闘機に搭載される主たる構成品の設計、製造を担当する日本のとりまとめ企業として、イギリス、イタリアと共同開発を実施中です。
●職場環境
残業時間 20~40h/月
転勤は低頻度。テレワークも適宜実施可能
イギリス、イタリアへの出張もあります
●キャリアパス
まずは次期戦闘機のシステム設計業務を担当していただきます。
その後は、能力や適正に応じて、開発プロジェクトのシステム設計課のグループリーダやマネジャー職への登用等が考えられます。また、海外拠点(イギリス、イタリア)で勤務いただく可能性もあります。
鎌倉製作所は、1962年に関東における最先端のエレクトロニクス開発・生産の拠点として操業を開始しました。
そして1976年、日本初※1の電離層観測衛星の打ち上げに成功し、宇宙開発のリーディングメーカーとしての礎を築きます。
その後、現在まで40年以上、気象観測・通信・測位衛星・宇宙機の開発と運用成功など、国内外を問わず様々な分野の人工衛星や、その搭載機器の開発・製造を手がけております。