株式会社本田技術研究所
【募集背景】
Hondaは、この地球上で人々が持続的に生活していくために「環境負荷ゼロ」の循環型社会の実現を目指し、これまでの「Triple ZERO」を超えた、より高い取り組み目標を掲げています。「カーボンニュートラル」「クリーンエネルギー」「リソースサーキュレーション」の3つを1つのコンセプトにまとめた「Triple Action to ZERO」を中心に活動しており、この取り組みによって、可能な限り地球資源の消費を抑制し、環境への負荷のない社会を目指しています。その中で、先進的な領域に挑戦する仲間を募集しています。
提供する商品やサービスの素材採掘や原料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通じて環境負荷を定量的に算定する手法であるライフサイクルアセスメント(LCA)をはじめとする評価指標を用い、Hondaの環境負荷低減や社会への価値還元の取り組みを測定し、DX予測の推進や社内外への発信を担当していただきます。
【具体的には】
材料ライフサイクルのデジタルトランスフォーメーション(DX)領域において、環境、社会、経済価値の評価や顧客訴求の予測手法の研究開発を通じて、Hondaの持続可能な未来を共に築く重要な役割を果たしていただきます。
本田技術研究所内の材料を用いた研究関連部署、技術発信企画部門、本田技研工業のモビリティ開発部門、環境企画部、広報、産官学と連携しながら、ご経験に応じて、以下業務をお任せいたします。
・LCAや環境インパクト評価手法の構築と適用
・環境評価に向けた材料のデータベース化および社会経済価値のDX予測手法の構築
・社内外への発信およびPR手法の設計
※専門性や適性、会社ニーズなどを踏まえ、会社が定める業務への配置転換を命じる場合があります。
【使用ツール】
使用データベース:Granta-MI, IDEA, Ecoinvent, LIME3, Recipe, Impact world
使用ツール: Simapro, Gabi, Milca, Excel VBA, 3EID, Star-CCM, Fluent
分析ツール: Google Analytics, PR Analyzer
【魅力・やりがい】
材料を軸に全社(本田技研工業株式会社・本田技術研究所)の組織を横断し、世界一の材料デジタル技術を構築・材料研究から顧客に至るまでのプロセスを自ら変革していくチャレンジングな環境での活動が期待されます。まだ世の中に十分に確立されていない社会経済価値化の予測・基盤構築を行い、Hondaの持続可能な未来を築き、新たな価値を創造していくことができます。
【職場環境・風土】
「買う喜び、売る喜び、創る喜びを世界に広げる」を基本理念に、Hondaでは数々の製品を創業から生みだし続けてきました。役員から現場社員まで、あらゆる人材が自由な発想で、夢や理想を徹底的に追求する風土が根付いており、誰もがフラットに活躍できる職場環境です。積極的に仕事に向き合い、推進する力のある従業員には、入社直後であっても大きな仕事が任されます。