株式会社本田技術研究所
【募集の背景】
10年後も20年後もその先も、より多くの人々に「喜び」を提供するために、Hondaは日々進化を続けています。
社会の多様化や自動運転、AI、電動化の進展により、ヒトとモビリティの関係は大きく変わろうとしています。こうした変化の中で、Hondaは「自由な移動の喜び」を提供し続けるために、イノベーションを加速させています。
さらに、2050年に向けて、「カーボンニュートラルの実現」と「交通事故死者ゼロ」という2つの目標を掲げており、その実現のカギを握るのが、バッテリー技術の進化です。
現在、全固体電池の本格的なパイロット検証を進めており、生産技術および車載に向けた技術確立に取り組んでいます。
今回の募集は、今後の本格的な実用展開や標準化フェーズを見据え、次のステージを力強く牽引していただける方をお迎えすることを目的としています。
従来の枠にとらわれず、新しいモビリティの可能性をともに切り拓いていきませんか。
【具体的には】 ※ご経験/スキル/志向に合わせ詳細業務を決定します。
リチウムイオンバッテリー(全固体電池)実用化開発プロジェクトにおいて
下記いずれかの工程の開発全般をお任せいたします。
・製造工程:電極形成工程、セル化工程、モジュール化工程、IPU化工程、プロセス開発、QA工程
・評価技術:電極材料評価、電極構造評価、バッテリー特性評価、バッテリー耐久評価
・製造設備:セル~Module~IPU製造設備開発、インフラ構築
・バッテリー製造技術標準化開発(認証観点)
※将来的には、より製品化に近い立場での技術開発に携わっていただく可能性がございます。
※専門性や適性、会社ニーズなどを踏まえ、会社が定める業務への配置転換を命じる場合があります。
【開発ツール】
Labview、Ansys、VBA
CATIA、Auto CAD
解析装置:SEM、EDAX、EPMA、X線CT等の操作
電池シミュレーション(汎用ソフト等による解析)
【魅力・やりがい】
バッテリーの高性能&長寿命化は、電動化するクルマの価値・性能を大きく左右する分野であり、当室課では、まだ世の中に存在していない技術を生み出しプロセスまで、一貫して業務に携わることができます。
これにより、全固体電池の革新技術がもたらす新たな価値をより多くのお客様にお届けし、移動の喜びを広げていきます。
世界が注目する全固体電池を”生産技術の力”でより魅力的かつ対他競争力の高い姿に具現化し市場投入に向けた道筋を一緒につくりあげていきましょう。