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◆募集背景
人件費高騰や労働人口減少などの社会問題を背景に、製造現場においては目視検査や組立工程の自動化ニーズが益々高まっている。自動化の実現には、対象ワークを認識、検査し判断する画像処理技術の構築が必要となるが、製造現場ではエンジニアリング人材の不足と高難度化するモノづくり課題を解決するためにより簡単にだれでも立上げができる画像センサを求められている。このような社会課題を解決するために、私たちの画像センサに搭載する基盤技術を更に進化させ、製品価値・魅力の向上を推進しています。私たちが開発する画像センサは、画像処理の性能を高めつつ多くのお客様に使って頂けるようにすることを目的としており、組込ソフトウェア技術がその中核を担う重要な領域です。組込LinuxやiTRONなどのエンベデッドOSを活用し、画像センサシステムの開発をリードまたは担当いただけるソフトウェア技術者を募集しています。
◆業界動向と自社事業の特徴
製造業を中心に1次産業や3次産業まで、生産現場における自動化ニーズの要求はより広く高まっており、今後も大いに成長する領域となっております。インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー(以下、IAB)はセンシング機器、制御機器、出力機器、ロボット、安全機器など約20万点の製品を取り扱っており、多種多様な顧客の生産現場の自動化を具現化させるリーディングカンパニーとしてお客様に認知されています。今回募集する画像事業領域においては30年以上にわたり、全世界に向けて画像センサを活用した検査、位置決め、認識の最先端アプリケーションを提供し自動化の推進に貢献し続けています。
◆部・チームの業務概要
IABの商品事業本部センサ事業部は、FA向けの全てのセンシング機器の商品企画と商品開発を一手に担っています。近接センサや光電センサなどの”汎用センサ”と、画像センサやRFID、安全センサを持つ”アプリセンサ”で組織を区分し、京都本社で商品企画、草津事業所で商品開発を行っています。今回募集をしているセンサ事業部第2開発部はアプリセンサの技術開発/新商品開発を担っており、業界一のセンシング能力を持った商品の創出を掲げ、技術開発・商品開発に取り組んでおります。
◆担っていただきたい具体的な仕事内容
画像センサのプラットフォーム構築を私たちと一緒になって推進して頂けるソフトウェア開発リーダー/担当者として、組込LinuxやiTRONなどのエンベデッドOSをベースに、画像処理・制御・通信などの機能を統合し、リアルタイム性、省電力、高信頼性を兼ね備えたソフトウェアの設計・実装を行っていただきます。
◆具体的な仕事内容に対しての期待する成果
画像センサの基盤技術となるプラットフォームの大きな進化を推進することで、製品の大幅な性能向上のみならずソフトウェアの共通化・再利用性の向上を図っていただくことを期待しています。また、開発効率の向上に向けたモジュール化・抽象化の推進、品質とセキュリティの確保に向けたテスト自動化やCI/CDの導入、脆弱性対策やセキュアブートなどのセキュリティ要件への対応も重要な役割となります。これらを通じて、技術力と主体性を発揮しながら、私達と一緒に画像プラットフォーム構築・進化を牽引していただくことを期待しています。
◆この仕事の魅力
技術力:AI・UI・OS設計など先端技術を商品化できる
チーム体制:多様な専門性が融合し、成長機会が豊富
社会貢献:次世代の画像センサ創出による社会課題解決
成長性:高度化・省人化市場への挑戦と拡張性
◆使用する開発言語・ソフト・装置/機器等
【開発言語】C, C++など
【開発環境】ARM系マイコン ソフト開発環境 Qtなど
【OS】組込Linux、iTRONなどエンベデッドOS
◆配属先の課・チームの人数や雰囲気
[商品事業本部 センサ事業部 第2開発部]
センサ開発部の画像センサ開発チームはアルゴリズム、ソフトウェア、ハードウェア、顧客エンジニアリングのチームを持ち、多くのメンバーが集まる部門です。
お客様の実現したいアプリケーションや現場課題を起点として、それぞれのチームが専門性を発揮して密なコミュニケーションを行い皆で価値を創造していこうという意欲に溢れた職場です。
【業務内容変更の範囲】
会社の定める業務