株式会社巴川コーポレーション
■仕事内容:
画像材料事業部のトナー製品における、以下業務をお任せいたします。
・製品及び部品の品質管理、分析(主に樹脂、顔料、粉体、有機溶剤使用、物性評価、プリンター印字試験等)
・顧客調査依頼品や問い合わせへの対応
・顧客及び社内監査対応
・取引先及び社内部門と連携した品質改善活動 等
【変更の範囲:会社の定める業務】
※顧客調査依頼品や問い合わせへの対応について:
トナーとしての品質に関する問題の問い合わせが多く、画像濃度が低い、トナーが固まっている等です。そういう場合は現物を送付してもらい、トナー側の問題か、プリンターやコピー機側の問題か、輸送の問題か、トナーを分析しながら切り分けて行き、問題を特定していきます。
■難しさとやりがい:
難しさとして製造設備の不具合(故障等)について見た目では不具合が分からないため、分析機器を駆使しながら良品と不良品を切り分けることもあります。ただその不良品を最小限に層別したり、不良を発生させない仕組み作り等のやりがいがあります。またトナーも流動している物は数10種類あるため、それぞれの特徴(プリンターやコピー機のそれぞれの構造の違いに対するトナーの違い)や用途(低速機、高速機、モノクロ、カラー等)を考慮ながら品質管理していくことは難しいですが、やりがいがあります。また画像材料事業部には海外に生産拠点、販売拠点があり、各国から品質に関する問い合わせがあります。情報を整理し、問題解決できた時は顧客や海外駐在員からも厚い信頼を得ることができ、やりがいのある仕事です。
■入社後の流れ:
OJTが中心ですが、階層別研修や自己啓発援助などもあり細かいサポートがございますので中途入社の方でも安心してご入社できる環境です。
■組織構成:
現在12名です。グループを管理する管理職3名(内1名は他の組織と兼務)、トナーの品種担当3名(主に顧客対応、海外拠点含めた他部門との情報交換、協業業務メイン)、検査関連メインが4名、副資材(梱包材仕様等)1名、化学物質調査(Reach対応等) 1名です。
■当社の魅力:
◇ニッチ市場をターゲットに展開、高いシェアの商材を多数持ち、製紙業界の合併劇にも影響されない独立路線を歩んでいる会社です。
◇半導体チップとプリント基板をつなぐ「リードフレーム固定用テープ」は、世界で圧倒的なシェアを占めています。
◇コピー機用トナーでは、専業メーカーとしては生産量世界トップクラスです。
◇磁気乗車券(自動改札用切符)、磁気定期券、磁気通行券などの特殊用紙で高いシェアを持っています。
◇業界に先駆けて、技術研究所を設立(1949年)し、1991年には専門の電子材料(電子材料用接着剤・テープ)研究所を設立しました。