日本電子 株式会社
募集背景
ジャパン スーパーコンダクタ テクノロジー株式会社(以下、「JASTEC」)は設立以来、超電導線材及び超電導マグネットの製造及び販売を手掛けており、当社の理科学計測機器事業の主要製品の一つである核磁気共鳴装置(NMR : Nuclear Magnetic Resonance)の主要な構成品である超電導マグネットの重要なサプライヤーでしたが、2024年より当社の子会社となり、開発・生産体制や製品競争力の強化を進めております。
JASTECでは最近の市場成長に伴う受注量の増加に対して人数強化が必要となっており、今回当社にご入社いただく方には出向というかたちでJASTECの業務をお任せしたいと考えております。出向先では、現メンバーと同様に中心メンバーとしてご活躍いただくことを期待しております。
部門ミッション/ビジョン
【ミッション・ビジョン】
私たちの使命は「超電導技術」で世界に貢献することです。超電導はこれまでもNNR(化学分析機器)、MRI(医療用画像診断装置)に用いられてきました。
また、半導体分野でもシリコン単結晶製造やHDD用磁気ヘッドや車載用磁気センサーなど広い分野で使用されている技術です。
さらに最近では次世代エネルギ―として期待されている核融合でも重要な役割をはたしています。
私たちは世界的にも希少な超電導技術を保有しており、このような分野への超電導製品を継続的に供給しております。
今後、新製品や新技術の開発を行うことで新分野にも積極的に進出し、世界に不可欠な存在になることを目指しています。
職務内容
【職務概要】
おもに電気設計に関する業務についてご担当いただきます。
マグネットと電源装置を合わせたシステム開発で、超電導特有の電気設計の難しさがあり、専門性的な知識やスキルを身につけることが可能です。
・ 超電導マグネットのシステム化開発(電源、保護回路等)
・ お客様からの要望(磁場の強度、発生空間のサイズ、均一度、安定度など)にもとづく超電導マグネットの電気設計
・ 超電導関連基盤技術の開発
・ 国内外学会発表
【職務詳細】
・超電導マグネットの電磁気設計
・ システム化設計(超電導マグネット、直流電源、インターロックユニット)
・ 仕様書、作業要領書、設計図書などドキュメント類の作成
・ 顧客への説明
<変更の範囲>将来的に国内・海外事業所への異動の可能性あり
【JASTECについて】
JASTECは、超電導線材および超電導マグネットを製造する超電導専門メーカーです。
国内唯一、超電導線材事業とマグネット事業を有しており、QCDアドバンテージを持っています。
製品用途は、化学分析装置(NMR)、人体断層撮像装置(MRI)、産業用マグネット(シリコン単結晶引上げ、半導体関連製膜プロセス、導電性樹脂生成プロセス等)、研究用マグネット(磁場中物性測定、核融合炉用Gyrotron)といった具合に多岐にわたります。
顧客は、分析機器メーカー、医療機器メーカー、大学・国研・民間の研究所等となり、これらの機関に向けて超電導マグネットを提供する業態になります。
このように、超電導関連技術の世界のパイオニア的存在として社会に貢献することを目指し、絶えず新製品・新技術の開発にチャレンジする企業です。
親会社である日本電子は、NMR(核磁気共鳴分析装置)市場で国内トップクラス、世界でも第2位の企業です。
そのため、安定した経営基盤と高い資金調達能力を誇っています。
【超電導とは】
超電導現象とは、物質を冷やしていくと、ある温度を境に電気抵抗が「ゼロ」になる現象であり、その発見は100年以上前。発明者はその功績によってノーベル賞を受賞しています。
また、その技術の実用化はさらに50年の歳月を要しました。
実用化のポイントは新たな「超電導材料」の開発であり、私たちもその当時から材料開発に携わってきた先駆者です。
超電導の技術は化学分析装置のNMRとしてはじめて実用化されており、医療用装置のMRIとともに代表的な実用化例です。JASTECは、上記のような理化学機器向け超電導マグネットの分野で国内トップクラスを誇ります。
ポジション特徴
①技術革新への貢献
超電導マグネットは他の手段では実現することが不可能な強磁場を発生する装置です。
こうした磁場はNMRやMRIのような化学分析機器や医療機器をはじめ科学研究分野や半導体製造、次世代エネルギー分野などで重要な役割をはたしています。超電導技術を通じて、広く未来社会への貢献が可能です。
②スキルアップ
超電導マグネットは現在でも日々進化しています。
そのため技術者には常に新しい技術を広く獲得していくことが必要です。
また、社内だけではなく、国内外の大学や国立研究機関とも交流を持っており、学会、講習会へも広く参加しています。
こうした環境下で技術者としてのスキルアップを図ることが可能です。
キャリアイメージ
※業務習熟度合いによってお任せする業務が異なりますので一例としてご覧ください。
【1年目】
・超電導マグネットについての学習/様々な設計支援アプリの習得
・先輩社員指導の元で超電導マグネットの設計
【2年目】
・副担当として、受注製品の設計を担当。
・担当製品についての理解を深めるためのレビュー
【3年目】
・主担当者として、受注製品の計画設計を行う。プロジェクトリーダーを担当する場合もある。
・新入社員や後輩エンジニアの教育を行い、チーム全体の技術力向上に貢献
・新しい技術や手法を調査し、プロジェクトに取り入れる提案
以降については、技術面を極めるスペシャリストとしてのキャリアや、開発リーダーとしてのキャリア、などいくつかの方向性があります。適正やご希望を考慮して決めていけたらと考えています。
また、ご本人とは2年ごとに出向契約を交わします。転籍ではございません。
【業務内容変更の範囲】
hp記載の全事業・全業務