株式会社博報堂テクノロジーズ
■センター/チームの紹介
博報堂テクノロジーズのデータマネジメントセンターは、博報堂DYグループ全体のデータ資産を統合的に活用し、マーケティング価値へと変換するために、2024年に立ち上がった戦略的な組織です。グループ内に蓄積されたデータ、購入したデータ、オープンデータ等の活用による博報堂DYグループの価値創出を実現します。当部門ではデータに関する構想策定から具体化までを対応することで、他部門やグループ会社が顧客の意思決定をデータドリブンに解決、改革、サポートできるような環境を作ります。
【組織のミッション】
博報堂DYグループのすべての役職員が、ストレスなくデータ利活用ができる世界の実現
散在する博報堂DYグループのデータ基盤を、仮想技術/クラウド技術/生成AI技術等を用いてアップデートし、データ管理と使いやすさの両立を目指す
【組織の強み】
博報堂DYグループ横串組織として、単体の事業会社では得難い、様々なデータに携わることができます。
【取り扱うデータ例】
マーケティングデータ
オーディエンスデータ
メディア出稿データ
基幹系データ
【関わるプロダクト例】
AIを用いたディスプレイ広告最適化ソリューション
テレビの視聴ログとデジタル行動を紐づけた次世代型広告効果測定ツール
フルファネルマーケティングに資するプランニングをより早く・簡単に実現する統合型ソリューション
生成AIを用いた、データ利活用促進AI
【使用アプリケーション】
コミュニケーションツール:Slack,Teams
データ仮想化基盤:denodo
ドキュメント/タスク管理:Notion, Backlog
データ基盤技術:Google BigQuery, AWS Athena, Snowflake, Treasure Data, Matillionなど
BI:Looker Studio, Looker, Tableau, Power BIなど
Data Intelligence Tool : Quollioなど
■具体的な業務内容
博報堂DYグループのデータ利活用を推進する横串組織であるデータマネジメントセンターにて、統合データ基盤システム等の安定運用のため、ITシステム管理者を募集します。組織づくりの初期段階から入ることができるため、体制構築から自分の意見を反映できる裁量とやりがいのあるポジションです。
【業務の概要】
統合データ基盤システムの運用マネジメント、および次期システムへの刷新、機能拡張プロジェクトをITのプロとしての専門性を活かし、推進していただきます。
具体的には、以下のいずれかもしくは複数の業務を行って頂きます。
・博報堂DYグループのマーケターやデータサイエンティスト等のデータ利活用を円滑にするため、統合データ基盤の安定稼働と
・エンハンスを主導する
・データオーナーやデータプロバイダーと複数のデータパイプラインの管理を行う
・基盤内のデータ品質の維持管理を行うため、基盤およびデータの状態管理を行い、適切な見直しを行う
・メタデータ管理やデータに関するナレッジ蓄積を積極的に担い、グループ全体にデータマネジメントカルチャーを浸透させる
将来的には、以下の業務も担っていただく可能性もございます。
・博報堂DYグループで利用する業務アプリケーション(取引・営業支援、会計、人事システム)の企画および導入・運用におけるプロデュース業
・構築担当者やユーザに対して技術的な観点から設計支援やアドバイスを行い、場合によっては自身で設計構築を行う
【チームや業務上のチャレンジ】
新設組織のため、個々人が複数業務を担当する必要があること
データマネジメント業務についてのベストプラクティスが世の中に無いため、常に知識のアップデートが求められること
横串組織という特性上、部分最適と全体最適の両面を理解しながら、ステークホルダーと折衝を重ねる必要があること
博報堂DYグループのデータ活用におけるの基盤となるシステムのため、社内の各システムエンジニアとの複線的なコミュニケーションが発生すること
データ仮想化技術については、まだ世の中で広く用いられていないため知見が少なく、時には製品ベンダーとのやり取りが必要となること(メンバーサポートあり)
【3~5年後の想定されるキャリアパス】
スキル/経験によっては、部内でのチームリーダー、部長としてのキャリアパスもあると同時に、データエンジニア、データ戦略、データアーキテクト等の幅広いパス有り。加えて、将来的には社内の別センター(部門)でのキャリア形成も可能。
博報堂DYグループ全体のデータ基盤を統合しマネジメントする組織であり、各部門に在籍するデータエンジニアやデータサイエンティスト、データアナリストと協業しながらプロジェクトを推進するため、刺激や学べることが多く、自身の成長を実感できること。これからのデータ基盤運用に必須となる「データマネジメントスキル」を、大規模な組織と複数のデータ基盤で実行するという、他社では得難い経験値を身につけられること