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募集背景
核磁気共鳴装置シェア拡大、適用分野の拡大に適応し、人材補強を行う運びとなりました。
核磁気共鳴装置(NMR)は材料開発、創薬などライフサイエンスの発展には欠かせないため、現在だけでなく、将来的にも必要なツールです。
現代科学にとって重要なツールにもかかわらず、NMRを作っている企業は世界で2社だけ。
そのうちの1社である当社は日本国内で7割のシェアを誇り、世界でも3割のシェアを獲得し、グローバルでの存在感を示しています。
今回ご入社いただく方にはご経験を活かして即戦力としてご活躍いただきたく、将来的にはチームリーダーを目指していただきたくことを期待しております。
部門ミッション/ビジョン
【ミッション】
私たちの企業理念は創造と開発を基本とし常に世界最高の技術に挑戦し、製品を通じて科学の進歩と社会の発展に貢献することです。NMR装置は今後の科学技術発展のために欠かせない装置です。
私たちが持つ知識・技術を研鑽し、早期に社会に展開をすることで、今後の世界発展に貢献することです。
【ビジョン】
私たちのビジョンは、世界で活躍する研究者、生産者をサポートし、持続可能な技術革新を通じて科学研究の限界を押し広げることです。
私たちは、最高の技術を駆使し、次世代の研究者、生産者たちが未知の世界を探求し、新たな発見をするための力となることを目指します。
職務内容
【職務概要】
核磁気共鳴装置(NMR)および関連製品(分光計、プローブ、オートサンプルチェンジャーなど)の電気設計を担当します。
配属予定のグループではメイン業務ごとにチームが分かれており、1チームが標準製品の開発に加え、顧客ニーズに応じたカスタム設計、2チームが要素技術開発に携わります。
チームは分かれておりますが、必要に応じてチーム間で補填し合っています。
開発部署からの要求仕様を元に回路検討、部品選定、回路設計、組み込みプログラムの設計、実機検証を担当いただきます。
入社当初は1チームの標準製品の開発・カスタム設計の業務から担当いただく想定です。
核磁気共鳴装置(NMR)の知識をお持ちでない方でも設計できる部分から担当いただき、業務を行いながら装置に関する知識を習得いただきます。
電気回路技術に関する必要な技術は入社後に研修を受けていただきスキルアップすることも可能です。
【職務詳細】
・新製品・カスタム製品設計および技術評価、生産・納入支援
・現行製品の技術フォロー、改良設計
・新製品に関する要素技術開発、設計、評価
・マイコンまたはFPGAを搭載した基板の装置制御プログラム作成と動作検証
・マイコンまたはFPGAを搭載したプリント基板回路の設計、および実機での性能確認
・オペアンプやトランジスタを用いたアナログ回路設計
・EMCやLVD、RoHSなど各種法規制を意識した部品選定や回路設計
・各種製造中止対応
<変更の範囲>将来的に国内・海外事業所への異動の可能性あり
【他部門との連携】
業務を進めるにあたり、開発・機械/筐体設計・生産部門など多岐に渡って連携しています。
設計する上で顧客のニーズ理解が重要なため、開発部門との連携は常に行っています。
また、インターフェースも密接なため、ソフトウェア部門とも仕様の取り決めなどを一緒に行っています。
【使用ツール】
設計/回路図作成:Design Gateway(図研)
回路シミュレーション:SPICE, Microwave Office(AWR)
開発ツール:Quartus, Vivado, Matlab/simulink, 各種マイコン開発ツール, etc.
オシロスコープなどの計測機器
【核磁気共鳴装置(NMR)とは】
NMRとは、Nuclear Magnetic Resonance (核磁気共鳴) の略で、原子核を磁場の中に入れて核スピンの共鳴現象を観測することで、物質の分子構造を原子レベルで解析するための装置です。
特に、有機化合物および高分子材料の分析に威力を発揮し、製薬・バイオ・食品・化学といった分野で使われていますが、最近ではセラミックや電池などの無機材料の構造・物性解析にも適用範囲を広げています。
ポジション特徴
・NMR装置は、医薬・化学・材料など多様な分野の研究に不可欠な装置です。最先端の科学に触れながら、社会に貢献できるやりがいがあります。
・自社に製造部門を持っているため、設計・製図・検証・完成まで、ものづくりの全工程に携わることができます。
・社員の提案や発想が積極的に取り入れられる風土があり、創造性を発揮しやすい職場です。
・フレックスタイム制度やリモートワーク制度を導入しており、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
・NMR装置の電気設計には最新のエレクトロニクス技術が必要です。弊社で電気設計職に就くことで、最先端の技術やトレンドに触れることができ、どんな環境になっても活躍できる技術者としてのスキルを磨くことができます。
キャリアイメージ
※業務習熟度合いによってお任せする業務が異なりますので一例としてご覧ください。
【1年目】
・専門技術教育、各種ツール等のOJT
・先輩社員指導の元でユニットレベルの設計・評価を進めながら製品の理解を深める
【2年目】
・小規模な開発品や、特殊工事の部品・ユニット設計を担当。
・設計レビューに参加し、他のエンジニアと意見交換を行い、フィードバックを受けて設計スキルを向上
【3年目】
・中規模のプロジェクト、特殊工事や新製品の設計を担当し、
設計から試作、テスト、製品化までの全工程を幅広く遂行可能に。
・新入社員や後輩エンジニアの教育を行い、チーム全体の技術力向上に貢献
以降については、技術面を極めるスペシャリストとしてのキャリアや、設計リーダーとしてのキャリア、などいくつかの方向性があります。適正やご希望を考慮して決めていけたらと考えています。
【業務内容変更の範囲】
hp記載の全事業・全業務