株式会社ニコン
【調達部のミッションや今後の展望】
カメラや交換レンズの生産工場に品質が良く、低コストな部品を納期通りに届けるのが最大のミッションです。
天災や地政学的リスクなどBCP対策に力を入れていきます。
【調達部第一調達課の役割】
・新製品部品(電気部品)など、ODM製品の発注先選定
・サプライヤー管理(新規開拓含む)
・量産中製品の生産計画を確実に実施するため、部品を確保する。
【具体的な業務内容】
■映像事業部製品の電気部品発注先選定(見積もり、交渉など)
■映像事業部製品のメカ、光学部品発注先選定(見積もり、交渉など)
■手配部品・製品の見積もり~交渉~単価決定
■入手が難しくなった部品のサプライヤーとの納入交渉や手配
■長期フォーキャストに基づくサプライヤーとの供給交渉
■映像事業部が取引するサプライヤーの管理(新規外注先認定など)
■サプライヤーに対する監査(品質システム、環境システム)や各種調査
■新規サプライヤー開拓
■Product Team活動(商品企画・設計・技術・品証など各部門のメンバーで構成し、製品開発の進捗管理を行う活動)への参画
【本ポジションで得られるスキル・経験】
①業務上、社内や社外との交渉や調整が多く、社内講習と合わせて、交渉スキルや
コミュニレーションスキルの向上が図れます。
②製品開発プロセスに沿った部品調達を行い、調達部品の生産プロセスを知ることで、カメラやレンズがどのように生産されるのか、ものづくりの一連の流れを知ることができます。
③海外取引も多く、商流や物流、輸出入に関する知識が得られます。
【本ポジションのやりがい】
カメラやレンズは老若男女、アマチュアからプロと、様々なお客様にご購入いただいています。
自分が携わった製品が世に出て、お客様の生活に潤いを与え、笑顔にする。
お客様が撮った写真を観て、お客様の周囲の人も笑顔にする。
時にはお客様からお叱りを受けることもありますが、その声を次に生かすことでお客様に喜んでいただく。
調達は部品コストや品質を確保するサプライヤー選定などで、カメラやレンズを世に出すことに貢献しています。
【キャリアパス】
■課内では業務ローテーションにより、部品製造やサプライヤー知識を広げたり、製品に関する知識を広げることができます。一通りの知識を身に着けた後はメカ部品担当をまとめるリーダーや、生産子会社を巻き込むプロジェクトなどのリーダーを務めていただくこともあります。
■異動による多様なスキルアップの道も考えられます。
・生産管理部 … 映像事業部の販売計画をもとにした生産計画の立案
・海外生産子会社(タイ) … 現地サプライヤーからの部品調達や工場の生産管理
・生産本部 … 全社的な調達戦略の立案
【メッセージ】
調達は製品のQCD達成に大きくかかわり、自分の努力が会社の利益に直結するやりがいのある仕事です。
社内・社外で様々な人と接する機会が多く、業務以外のいろいろな話をする場面もあります。こうした人とのコミュニケーションで学べることも多々あります。知見を広めたい方、成長したい方は、是非来てください!!
【業務内容の変更の範囲】
会社の定めるすべての業務(会社外への出向を命じた場合は出向先の定める業務を含む)
ニコンは事業部制を採用しており、事業部毎に調達機能を持っています。フラットディスプレーや半導体露光装置のような非常に大型で高精度な装置から、デジタルカメラのようなコンシューマー製品まで幅広い製品を取り揃えている関係上、調達品目も多岐にわたります。
そのニコン調達に横串機能を通し、共通の目的・目標に向けて全社調達を結集し、業務推進する取組みを始めています。
多様な社員がお互い影響し合い、新たな価値を創造する場に参画いただき、共に新たな未来を切り開き、ニコンの新しい調達の形を作りませんか?