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【サーバーエンジニア/ネットワークエンジニア募集】
全国の救急医療現場で利用されるDXシステムの開発
■事業概要
日本の救急医療は世界でもトップレベルと言われる一方で、デジタル化は遅れています。今なお紙や電話での情報伝達が主流となっており、データを適切に収集する仕組みが確立されていません。
そのため、「当院を受診した患者さんの最も多い症状や診断名は何か?」というような基本的な内容でさえ情報の検索が難しく、ひいてはデータに基づいた医療を提供するのが困難という課題があります。
TXP Medical はこのような課題を解決するべく、「医療データで命を救う。」をミッションに、病院や救急隊向けに医療情報プラットフォームを開発・提供し、医療現場の情報連携の効率化、そしてデータに基づく意思決定を支援しています。
■業務内容
病院向けプロダクトにおけるインフラ・サーバ構築、運用
弊社病院向けプロダクトにおける、院内設置サーバの構築・運用をお任せします。
各種プロダクト開発チームや営業・CSチームと協力しながら、サーバのキッティング、設置、運用、保守、メンテナンスなど多くのフェーズに参画いただきます。
日々新しいプロダクト案も生まれていく中、重要な基盤となるインフラの構築運用に携わっていただける環境です。
解決したい課題には次のようなものがあります。
・サーバキッティング
・病院オンプレ環境の運用を効率化に向けたリモート保守環境の充実
・必要なセキュリティ水準を実現するための施策の実施
主に下記に関連するプロダクトに関してのインフラ基盤構築と周辺環境の構築をお願いします。
・救急外来システム『NEXT Stage ER』
・医療文書作成支援システム『NEXT Stage Document Assitant』
・医療データプラットフォーム『DWH』
■プロダクト
●救急外来システム『NEXT Stage ER』
NEXT Stage ERは、救急外来業務を効率化するために設計されたシステムです。患者情報の記録やスタッフ間の情報共有を一元化し、研究データの蓄積を支援します。
さらに、問診やトリアージ、ドクターカーアプリ、救急隊との連携、転院搬送支援など、救急外来で必要な機能を網羅しています。これにより、医療現場の負担を軽減し、効率的な診療を実現します。
●医療文書作成支援システム『NEXT Stage Document Assitant』
今回新たに医療現場の課題解決のために開発したのが『NEXT Stage Document Assistant(略称:NSDA)』です。
NSDAは、入院から退院までの診療情報を基に、生成AIが自動で退院サマリーや診療情報提供書を作成する業務支援システムです。従来、医師は診療の合間や勤務時間外に文書作成を行う必要がありましたが、NSDAの導入により、情報収集から文書作成までが自動化され、負担が大幅に軽減されます。
●医療データプラットフォーム『DWH』
TXP Medicalの「医療データサービス」は、全診療科を対象とした構造化カルテテキスト、検査値、DPCデータを統合した全診療科・全患者をカバーする臨床研究用DWH(データウェアハウス)を構築しています。
このサービスは、臨床研究や医療実態調査を支援し、製薬企業や医療機関の活動を効率化します。さらに、データの標準化や多施設間での解析を可能にし、研究の質を向上させる仕組みを備えています。医療現場の課題解決に役立つ革新的なサービスです。
■主な技術スタック
・Windows Server
・Linux Server
・物理GPUサーバ
・各種リモート接続ツール類
・その他: Slack / GitHub
■チーム体制
マネージャ:1名
エンジニア:1名
弊社プロダクトは多くの大病院に既に導入が進んでおり、大病院向け院内ネットワーク環境の理解、経験を積むことができ、またサーバ導入の際などは、各病院のネットワーク環境を管理している情報部担当者とのやり取り、電子カルテメーカーの技術担当者とのやり取り、等、病院インフラシステム開発に必要な経験を積むことができます。
物理サーバの構築・管理等が必要になり、また各病院へのリモート接続などの必要がありますので、
弊社東大オフィス・神田オフィスでの勤務となります。
■本ポジションの特徴、得られること
・日本の医療を支える大規模病院を中心とした、社会的意義の大きい仕事に関わることができます。
・日本の大規模病院のデジタル化に携わることができる。
・急速にDXが推進される医療領域に関する技術的知見を惜しみなく活用できる
◇医療データプラットフォームを手掛けるスタートアップ/リモート可