株式会社本田技術研究所
【募集の背景】
Hondaは『Safety for Everyone』をスローガンに、2030年全世界に於いてHondaの二輪・四輪が関与する交通事故死者半減、2050年死者ゼロを目標に掲げており、交通事故死者ゼロに向けた全社シナジーによる二輪・四輪安全技術の創出に取り組んでいます。
時々刻々と変わる世界情勢や、目まぐるしい技術進歩の時代であってもプロダクトの中心にあるのは人間で、その「人間を如何に徹底的に研究し開発につなげられるか」が事故ゼロはもとより、人の可能性を広げる製品につながっていくと信じています。
私たちは、SDV・電動化など車の価値、移動体験が変化する中で、将来安全技術やSDVの基盤となるドライバーを理解する技術の研究開発を行っています。
これまで培ってきた人データを利活用した技術構築・社会実装を実現していくための新しい仲間の募集です。
【具体的には】 ※ご経験/スキルに合わせ詳細業務を決定します
従来Hondaとして研究を積み上げてきた生体データ、人間特性のデータをもとに、モビリティの移動価値・UX、ウェルビーイングに関わる研究開発を担当いただきます。
・既存技術をもとにした技術の実装検討、研究検討
・生体データ、生体信号、生理データ、行動データなどを掛け合わせ新たなモデル構築、最適なHMI検討、技術検討
・新しい研究プロジェクトの立案、研究リーダーとしての推進
・自動車の新しい価値のUX検討
尚、他部門やお取引先等、様々な関係者とコミュニケーションをとりながら業務を進めていただきます。
※専門性や適性、会社ニーズなどを踏まえ、会社が定める業務への配置転換を命じる場合があります。
【開発ツール】
開発ツール:MATLAB, SPSS, R, scikit-learn, TensorFlow, PyTorchなど
開発言語・使用ソフト:Python, JavaScript, C++など
装置・機器:脳波計(EEG), 心電計(ECG), 脈波センサー, 視線計測(Eye-tracker) など
実験環境:ドライビングシミュレータ、実車
【魅力・やりがい】
全社目標のひとつである2050年全世界Hondaの二輪・四輪が関与する交通事故死者ゼロに向けて、新しい取組みとなる本業務は、幅広い視点で課題解決に向けた研究をリーディングすることができます。また、ドライバーの人データを活用した将来のHonda安全技術創出の中核をなすプロジェクトであり、仕事を通して幅広い知識を得る機会があります。基礎研究にとどまらず、技術や製品を世の中に送り出し、社会に貢献したいと考えている仲間を求めています。
【職場環境・風土】
「買う喜び、売る喜び、創る喜びを世界に広げる」を基本理念に、Hondaでは数々の製品を創業から生みだし続けてきました。役員から現場社員まで、あらゆる人材が自由な発想で、夢や理想を徹底的に追求する風土が根付いており、誰もがフラットに活躍できる職場環境です。積極的に仕事に向き合い、推進する力のある従業員には、入社直後であっても大きな仕事が任されます。