三菱重工業株式会社
民間航空エンジン材料の技術開発業務をご担当いただきます。
航空機エンジン部品(燃焼器、タービンブレード、ディスク等)に関する材料評価業務全般を担当します。業務には、この評価・分析技術を通じて、先進材料や先進加工技術の研究開発を技術的に支援することも含まれます。
・材料評価・分析
研究開発段階の試作品から量産品まで、各種製品の金属組織を光学顕微鏡等を用いて評価・分析し、設計品質に対する適合性を客観的に検証します。
・製造プロセスへの技術的貢献
上記分析結果に基づき、製造条件が材料組織に与える影響を考察します。品質向上や生産性改善を目的として、製造部門に対して具体的な技術的フィードバックや改善提案を行います。
・製造プロセスの開発・量産のサポート
従来の製造プロセスである鋳造・鍛造・コーティングなどの開発・量産サポートに加え、新規製造プロセスである複合材の開発などを行います。
・新規評価技術の導入とDX推進
将来的に、AIを用いた画像処理技術の導入など、評価業務の効率化・高度化を目的としたDX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進にも関与することを期待しています。
【業務内容変更の範囲】
当社の定める業務全般。将来的に会社の指示する業務への変更を命ずる可能性あり。
業務の魅力
・製品の信頼性向上への直接的な貢献:
航空機エンジンという極めて高い安全性が求められる製品に対し、自身の専門性をもって品質保証の一翼を担うことができます。業務の成果が、製品の信頼性・安全性に直結する責任とやりがいのあるポジションです。
・根本原因分析とプロセス改善への関与:
単なるデータ取得に留まらず、評価結果を基に「なぜその組織になったのか」という根本原因を究明し、製造プロセスの改善まで踏み込んで関与できます。先行開発品にも携わる機会があり、モノづくりの上流から本質的な課題解決に貢献できます。
・新設組織の中核を担う機会:
新しい組織であるため、評価体制や業務フローの構築といった、組織の基盤作りから主体的に参画することが可能です。一人ひとりの裁量が大きく、自身の経験を組織づくりに直接活かせます。
働き方
少人数のチームに所属し、担当製品・ファンクションなどで業務を分担しています。
OJT・社教育・業務標準類で仕事を習得いただき、チャレンジしたい業務も担当決めの際に考慮します。勤務は原則出勤となりますが、リモート環境を整えていますので、柔軟な働き方を支援します。
(1)幅広い領域・事業の強み
発電プラントなどの社会インフラ、船舶、航空機などの輸送機器、大型ロケットなどの宇宙機器など、世界中の人々の生活や産業活動の基盤となる様々な製品を提供しております。陸・海・空から宇宙まで広がる壮大なビジネスフィールド、そして世界に誇る最先端の技術力とたしかなものづくりで社会を支えるビッグビジネスをグローバルに展開しております。
(2)数字でわかる当社の魅力
連結売上高40,413億円、グループ従業員数8万人超、グループ会社数230社、海外売上比率54.2%
技術力・開発力(特許件数14,653件、研究開発費5年合計約7,700億円)