三菱電機株式会社
●採用背景
電子通信システム製作所は、1953年に設立された「無線機製作所」を前身とし、1965年に「通信機製作所」として発足しました。
「電子情報通信の三菱」をリードする製作所として、電波・光・通信などに関連する最先端の高度な技術を保有し、新たな事業や製品を創出し続けており、衛星通信・宇宙観測・監視システム・電子コンポーネントなどの幅広い分野で社会に貢献しています。
★電子通信システム製作所について
https://www.mitsubishielectric.co.jp/saiyo/graduates/philosophy/place/apparatus/
当課はレーダ、電子戦、衛星通信システム等の防衛・社会インフラに使用されるシステムにフロントエンドで使用される高周波(マイクロ波)コンポーネントのライン品管を担当する部門です。
本事業では、昨今の世界情勢を鑑みた防衛予算増に伴う開発機種・生産規模の増加を見込んで、製品試験・検査ラインの自動化・近代化を進めており、それらの開発や今後の組織をリードいただける人財を募集いたします。
今後の本事業における礎となる生産ラインを一緒にコンセプトから創造し、良い製品を安く早く世に送り出しましょう!
●業務内容
<概要>
防衛・社会インフラ向けレーダー・電子戦・衛星通信システム搭載用の高周波(マイクロ波)コンポーネント、主として半導体を用いた高周波(マイクロ波)デバイス/モジュールの自動試験系開発・評価および品質管理業務をお任せします。
<詳細>
①自動搬送試験・検査設備の開発
②設計部門と連携した新規開発機種の試験系立ち上げ・開発検証
③製品生産工程内の品質管理業務
<具体的には>
・防衛用途など新規開発機種の生産ラインの検討
・自動搬送設備の検討、メーカとの仕様調整から設置・稼働
・自動電気試験系構築の標準化(ハードの構成、測定器制御プログラム)検討、ラインへの適用
・設計部門と連携した新規開発機種の試験系立ち上げ:治工具検討および、信頼性試験などの開発検証
・製品の構成や規格などについて品質管理面から設計をサポートし、製品仕様の作りこみに参画
・作業要領書などの作業標準の策定。
●業務のやりがい・魅力
・レーダー、電子戦、衛星通信といった多岐にわたる分野のコア技術に携わることができ、日本、ひいては世界の安全保障・社会インフラ事業に関わることができ社会貢献につながります。
・本事業にて、これからの生産の礎となる生産ライン構築において部の中心となり推進いただくことでスキルアップにつながります。
・高周波(マイクロ波)コンポーネントというニッチな分野の中で、技術力は世界レベルであり、レーダ、衛星通信システム等、日本を支える重要なシステムの根幹となります。
・当社ではデバイスからコンポーネントシステムまで一貫生産しており、他社では関わることが難しい、防衛・宇宙関連システム全体の開発・生産にも関わることができモノづくりに一気通貫で関わることが可能です。
●使用言語、環境、ツール、資格等
・オシロスコープ、スペクトラムアナライザー、ネットワークアナライザー等の高周波(マイクロ波)測定器
・VBA(エクセル)等の測定器制御プログラム
・MicrosoftのPower Platform(Power Apps、Power Automate、Power BI他)
・Python