日立グループ
ヘルスケア領域のデジタルソリューション開発を担う事業開発本部 システム開発第二部にて、医療機関の検査室の皆様あるいは患者様が抱えている困りごとを解決に導くデジタルソリューションソフトウェア開発をお任せします。
<具体的には>
・医療機器の故障診断、リモートサービス(遠隔での保守作業)などのシステム開発における要件分析~機能設計
└クラウド環境で稼働するアプリ開発のため、ご経験に応じて環境構築やサイバーセキュリティーなどの関連業務もございます
・コーディングを発注するベンダーのコントロール
・3~4件程度の開発案件を並行して担当
・上流工程は2~3名、下流工程は4~5名でソフト開発を進めていただきます
病院・臨床検査センターなど、お客様先に納入した当社分析装置やデジタルソリューションに関して、稼働状況と利用履歴を分析することで、どのような機能が頻繁に利用されているか、どのような部分に改良の余地があるかがわかります。ここで得た情報をもとに、性能を向上させる、機能を追加する、UIUXの改良を施し、製品としての価値を向上させます。
【採用背景】
当社は企業ビジョンとして「ハイテクプロセスをシンプルに」を掲げており、コア技術である「見る・測る・分析する」を基にあらゆるムダを減らし、生産性を最大化することで、最先端分野でお客様の飛躍と成長をお手伝いすることをミッションとしています。
そうした中で配属部署では、病院内で利用される検査情報システムや電子カルテシステムなどの情報システムと、自社ライフサイエンス製品の稼働情報や利用履歴などのデータを利活用することにより、お客様の抱える課題を解決し、自社製品そのものや事業全体の価値を向上させるデジタルソリューション創出を担っており、さらなる開発体制強化のため、デジタルソリューションソフトウェア開発を推進いただく人材の採用を進めています。
【仕事の魅力】
・世界トップクラスシェアの製品を複数保有し、更なる技術革新を追求するチャレンジングな組織風土です。
また、ベテラン社員も多く在籍しており、入社後に必要な技術や知識の習得には積極的にサポートします。
・人口高齢化、予防医学の重要性増大等に伴い、検体検査数は年々増加傾向にあり、限られた時間内でより多くの検体を処理する必要性が高まっています。検査装置の迅速化だけでなく、複数の装置を一つのシステムで繋ぐことによる検査の効率化、オペレーターの業務負担低下や、微量な検体量で検査を可能とすることによる患者さんの負担軽減等を実現しています。「より高速に、高感度に、便利に」といった顧客ニーズに対して、更に技術力を磨くことで顧客の期待・信頼に応え続けたいと考えています。
【対象装置例】
・《生化学自動分析装置 :日立ハイテク》
https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/products/healthcare/diagnostics/clinical-analyzers/ca/
【部署の魅力】
・「世界中に暮らす人々の健康と幸福に貢献する」を本部としてミッションに掲げており、一人でも多くの方の命を救いたいという思いで部署のメンバーは日々業務を行っています。
・万が一品質が基準に満たない場合は納期を延長してでも徹底改善するなど、装置の品質・信頼性を最重要視しており、顧客からは装置の信頼性を高く評価されています。技術・品質に拘りを持って開発することができます。
・医用機器の装置性能は人の命に繋がるため、求められる品質レベルは極めて高いですが、新しい価値を提供することで世界中の人々の健康に貢献できる社会貢献性の高い仕事です。
・メディカル市場は堅調に成長し続けており(年平均成長率:2~4%)今後新興国市場の成長も含めて、更なる市場成長が見込まれます。
【ヘルスケア事業が向き合う社会課題と挑戦したいこと】
私たちの社会は急速に高齢化が進んでおり、その結果、多くの人ががんを含むさまざまな健康問題に直面しています。この高齢化に伴うがん患者の増加は、医療システムに大きな負担を強いています。医療費が増加し、国家や個人にとっての経済的な圧迫が広がる中、私たちは持続可能な医療システムの構築が求められています。この社会課題を解決するために、日本政府が推進する医療分野のデジタルトランスフォーメーション(医療DX令和ビジョン2030)計画に沿った企業の挑戦が必要です。
ここで重要なのが、医療システムの効率化です。医療DXによる効率化で、限られたリソースを最大限に活用し、より多くの患者に質の高い医療を提供することが可能になります。これにより、医療費の抑制にもつながります。
さらに、個別化医療の実現は、この流れにおいて重要な役割を果たします。それぞれの患者に最適な治療法を提供することで、治療の効果を最大限に引き出し、運用コストを削減します。個別化医療は、患者一人ひとりの課題解決につながり、より良い医療の提供を生むことができるのです。
その基盤となるのが、迅速かつ正確な診断の必要性です。早期発見と適切な治療が、がん患者の生存率を大幅に向上させることが分かっています。高精度な診断技術の導入は、医療システム全体の効率化にも寄与します。
このように、私たちの事業は、社会が抱えている医療課題の解決に向き合っています。診断・治療・それらを繋ぐデータソリューションより、持続可能で質の高い医療を実現し、すべての人々が安心して健康を享受できる社会を築くことができると考えています。
【働き方】
・出社、在宅とご希望に応じて選択可能です。 今後も在宅勤務制度、産休/育休制度や各種オンラインツールを活用し、ワークライフバランスを考慮しながら、柔軟な働き方を実現していきます。
・残業時間 :月20時間程度
【教育・育成支援】
キャリア入社者向け育成プログラム、階層別研修、集合研修、外部講座受講による自己開発(費用会社負担)など
【日立ハイテクについて】
当社は安定的な経営基盤を誇る日立グループの中でもメーカーと商社の機能を併せ持つ稀有な企業であり、製造、販売、サービスまでを一貫して手掛けることであらゆる顧客ニーズに応えられる強みを有しています。「見る・測る・分析する」のコア技術を基盤に、医用・バイオ分析装置、放射線治療・先端医療システム、半導体検査装置、半導体製造装置、先端産業や社会インフラのソリューション事業等、最先端分野でリーディングカンパニーとして事業を展開しています。
“知る力で、世界を、変えていく”という企業ビジョンと共に更なる成長をめざして、積極的な研究開発、設備投資、事業投資を行っています。
【オフィス・会社紹介について】
・参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=03d_7qodGD4&t=270s
※Youtubeの当社公式アカウント[Hitachi High-Tech TV]では
オフィス紹介動画等も投稿しております。
参考情報:働き方やダイバーシティ推進、社員の声について
・数字でわかる!日立ハイテク
https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/company/data/
・ダイバーシティについて
https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/company/sustainability/social/diversity-management.html