トヨタバッテリー株式会社
電池材料/部材の分析/解析担当として下記業務をご担当いただきます。
<具体的な業務内容>
電池開発を支える分析技術開発
・各種分析装置を用いた「ものさし」(判定基準)づくり
(例:SEM/TEMによる電池材料状態解析、XAFS/XRDによる構造解析等)
・各種分析による開発課題の要因やメカニズムの解明
(例:電池特性差の要因解明、添加剤効果のメカニズム解明等)
ものづくりを支える分析結果の提供
・SEM/FIBによる正極材の表面/断面観察
・AFMによる正負極材の物性解析
・XPSによるSEI被膜解析
■仕事の魅力
あなたが開発に携わった電池が世界中のクルマを動かします!
今、地球規模で環境問題・エネルギー問題に対する関心が高まっています。そのため、世界中の自動車関連企業がしのぎを削って環境に優しいエコカーの開発に取り組んでいます。
1997年に発売された世界初の量産型ハイブリッド車“プリウス”を皮切りに、これまで2000万台以上のエコカーを世に送り出し、エコカー用電池のリーディングカンパニーとして業界を牽引してきました。世界で初めて市販された燃料電池車“MIRAI”にも当社のニッケル水素電池が採用されており、当社のニッケル水素電池は、高出力・高容量・高耐久性・高安全性であることからお客様の信頼を得ております。
一方、ますます進むエコカー増産の流れの中で、ニッケル水素電池からリチウムイオン電池の開発に軸足を移しながら、更なる高出力化・高容量化・低コスト化に向けた技術開発に取り組んでいます。
また、親会社でありお客様でもあるトヨタ自動車と密接に情報共有しながら開発を進めることができる強みを活かしつつ、自らも主体的なリチウムイオン電池の開発に取り組んでおり、電動車化社会に向けて他の電池会社に負けない技術力を蓄積しています。
当社での仕事の魅力は、仕事の成果を身近に感じることができること。当社の技術開発は実用化されることが前提なので、携わった仕事の成果が製品に反映されます。
また、エコカーは益々普及していきますので、街で見る機会もさらに増え、自らの仕事が社会に与える影響から責任感・充実感を得ることができます。
■職場のイメージ
・平均年齢30代前半の若い組織で、セルの電極材料、セルの構造部品、スタックの構造部品、機器分析、シミュレーションなど、多岐にわたるキャリアの人間がひとつの組織で仕事しているため、非常に幅広い知識や経験を積めます
■組織のミッション
・競争力ある将来HEV用LiBの要素開発~製品企画までを業務領域とし、固有のキラー技術を手の内化(特許化、内製技術化)する
・BEV用LiBへ適用できる、要素技術開発
・上記検討を通じ、世界No.1の技術力を有した集団をつくる
【業務内容変更の範囲】
当社HPに記載の事業領域
■キャリアプラン
・電池材料/部材分析においてスペシャリティーを高めていただき、その後は高い専門性をベースに新しい分析技術の確立や分析業務を遂行し、分析/解析の第一人者としてご活躍いただきます