ダイハツ工業株式会社
ダイハツ工業では、小型車領域における駆動系(トランスミッション(CVT)・電子制御四輪駆動)制御の高度化に取り組んでいます。
本ポジションでは、トランスミッション(CVT)や電子制御4WDの制御設計・MBD(モデルベース開発)環境構築などを担当いただきます。
制御によって「車の走り」を左右する、車両の核を担う開発領域です。
▼業務詳細
【1】トランスミッション(CVT)/電子制御四輪駆動の制御設計(量産開発・先行開発)
・MATLAB/Simulinkを使用した制御アルゴリズムの設計・チューニング
・駆動力制御、シフト制御、登坂・雪道性能の最適化設計
・小型車に最適な走行性能・燃費性能のバランスを実現
【2】MBD環境開発・シミュレーション検証
・MILS/HILS/VRSベンチ/ドライビングシミュレーターなどを使用し、仮想環境下での制御検証
・Java/Python等を活用したMBD環境整備・適合効率化
・バーチャル適合により、試験リードタイムや実機コストを削減
【3】先行技術開発・市場対応
・5年先を見据えた先行制御開発(次世代トランスミッション/駆動制御)
・市場クレーム・不具合分析に基づいた、制御ソフトの改善・改良
▼使用環境・開発ツール
制御開発ツール:MATLAB/Simulink/Stateflow
仮想環境:MILS/HILS/ドライビングシミュレータ
言語:C、C++、Java、Python、VBAなど
【仕事の進め方】
・制御設計から適合評価、MBD検証まで一貫して自社で担当できる体制で開発を進めます
・5~10人程度の開発チームで、プロジェクトごとに分担・連携しながら進行します
・拠点ごとに下記役割を担います。
東京拠点:MBD・HILSを中心とした制御モデル検証や仮想適合開発
大阪拠点:実車を活用した制御適合・性能検証・走行テスト
【入社後のキャリアパス】
・入社後はOJTや実務を通じて開発実績を積み、スペシャリストまたはプロジェクトリーダーへ
・制御設計・適合・MBD環境開発など室内ローテーションで業務の幅を拡大可能(年1回の面談制度あり)
・将来的には製品企画部門や車両全体の制御設計領域への展開も視野に入ります
【業務内容変更の範囲】
【働き方】
・残業時間:月平均30時間程度
・在宅勤務:有(週2回程度) ※入社初期は職場環境に慣れるため、出社推奨
【仕事のやりがい、魅力】
・車の動きそのものを制御する重要領域であり、挙動の変化を自分の目と体で体感できる技術職です
・企画~設計~試作~評価~量産まで全工程を社内で一貫対応できます
・アジャイル開発や工数削減を推進し、柔軟かつ革新的な開発環境を構築中です
・和の意識と個の尊重が共存したチーム文化で、若手も発言・挑戦しやすい環境です
ダイハツは 軽自動車のリーディングカンパニー として、日常の移動を支えるクルマを数多く設計開発・製造・販売を行っています。
【代表車種】
■軽自動車(ムーヴキャンバス・タント・タントファンクロス・ミライース・コペン・タフト)
■小型自動車(トール・ロッキー)
自動車の設計開発から製造、販売までを一貫して担う ことで、技術とサービスの両面から社会のモビリティを支えています。
「軽やかに、便利に、そして楽しく。」
ダイハツのクルマづくりは、単なる移動手段にとどまらず、人々の生活や地域社会をより豊かにする挑戦でもあります。