トヨタ自動車株式会社
カーボンニュートラルの実現に向けて、電池が重要なキーデバイスとなっています。その中で電池制御では、安心安全・高品質を前提に、各種モビリティやエネルギーインフラに最適な制御仕様の開発を行っています。
開発の範囲は、制御システム設計から車両評価まで含み、幅広いです。更にコネクティッドと連携したデータ活用や、スマホアプリとの連携といった新しい分野にも取り組んでいます。
BEV、HEV、PHEV、FCEVの量産車や、月面車、定置電池向けの電池制御システム開発
●車両およびパワートレーンシステム企画に基づく電池制御システム設計
●制御仕様開発
●ソフトウェア開発 (制御MBDやハンドコード)
●制御システム評価
●車両評価 (シャシダイ評価やテストコース評価(寒冷地評価も含む))
●上記で用いるMILS/HILSなどのシミュレーションツールの開発
■本求人の想定役割:メンバー・チームリーダー
【イメージ】
20~30代の若い技術者やキャリア入社された方が多く、活発な雰囲気があります。
職場には電池制御のベテランに加えて、エンジン制御の経験者も多く、様々なバックグラウンドを持ったメンバーが知識と経験を持ち寄って切磋琢磨しています。
【ミッション】
電池はモビリティの電動化を進めるうえでのコア技術であり、全世界で激しい開発競争が行われている領域です。
当部は電池セル~組電池ユニット~制御システムの製品開発と電池ユニットの生産技術開発・量産準備を一貫して担当しており、トヨタ内でも重点強化領域と位置付けられています。
当該業務では、業務上、米国の輸出規制強化に関する情報を扱うため、個人ごとに情報へのアクセス権を管理するなど、情報管理の徹底を図っています。
【やりがい】
安心安全・高品質を前提に、高性能な電池制御を開発することに難しさや面白さを感じます。 目標性能の達成に向けて関わる範囲が広いため、電池だけに留まらず、車両制御や電動 パワートレーンの関連部品を見渡せるエンジニアに成長することができます。
電池制御の開発業務は、電池セル、電池監視部品(センサーやECU)、車両制御、車両企画といった 様々な部署との連携が重要で、これらをワンチームで行えることが強みです。特に電池セルは、 国内や海外の最新電池の課題や特性を、セル設計部署からタイムリーに確認できます。 また、近年、IT・ソフト系企業等の新規参入企業も加わり、自動車開発における競争が激化しています。 その中で、完成車メーカーとしてこれまでに蓄積したデータと知見、及び、生産・販売を含めた 膨大なインフラは今後の新しい自動車開発においても優位であり、各国のお客様のニーズ、 使われ方を考慮した開発ができる環境にあります。この強みを活かして 次世代技術の開発に チャレンジし、量産開発を実行していきます。
カーボンニュートラル実現に向けた、トヨタのマルチパスウェイ戦略を支える電池ユニットの量産設計・開発の最前線で車載システムの制御に関わる経験を活かして、持続的社会の実現に向けた開発に一緒に取り組む仲間を募集しています。