ダイハツ工業株式会社
本ポジションでは、ダイハツの新型車開発プロジェクトにおいて、車種横断で共通のプロジェクト管理基盤となる「社内標準・ルール整備」「予算・工数の管理」といった全体最適の視点で、プロジェクトを支援していきます。
▼業務詳細
「開発の最前線に立つのではなく、その推進上の仕組みとプロセスを整える」支援者として、プロジェクトがスムーズに進むための潤滑油の役割を果たしていただきます。
・開発期間中の予算・工数進捗管理
例:複数車種の開発予算・工数を横串で集計・分析し、環境変化や進捗などによる過不足を各車種企画チームと調整/部門全体としての変更要請への対応
・既存プロセスの課題抽出・改善提案
例:各プロジェクトから吸い上げた業務運用の不都合や悩みを整理し、適正な運用を守りながら標準の改訂提案やDXツールの導入検討
【仕事の進め方】
業務は1人で完結するのではなく、複数のプロジェクトチーム・各部署と密接に連携します。設計部門・原価企画・経理部門など多岐に渡る関係部署と日々やり取りを行います。
担当する共通テーマ(たとえば「工数管理」や「規程整備」など)に対して、「情報の取りまとめ・整理→論点の洗い出し→関係者との調整→仕組みとして定着」までを主導していただきます。
入社後はOJTで一つのテーマを先輩社員と伴走しながら学び、徐々に担当領域を拡大。2~3年後にはチーム内の中心的存在として活躍していただくことを想定しています。
【入社後のキャリアパス】
入社後は「新型車企画プロセスに関わる社内規程・標準の整備・維持管理」または「新型車開発に関わる予算の計画・管理および工数の管理」の支援業務をマスターし、その業務領域においては部内から頼られる存在を目指していただきます。
その後、企画支援業務領域を拡大しながら、機密管理・資産管理・労務管理なども含めた部門管理業務全体を俯瞰できる知見・経験を積んでいただきます。
【業務内容変更の範囲】
【働き方】
残業時間:平均20~30時間程度/月(プロジェクト進捗による)
在宅勤務:可(業務状況に応じて計画・調整)
【仕事のやりがい、魅力】
■技術系人材でなくとも、くるまづくりの最前線に携わることができます
自動車の開発は、ハードの設計だけでなく、「いつ」「どの順番で」「どこまでやるか」を組み立てるプロジェクトマネジメントの巧拙が品質とコストを大きく左右します。
その面において、開発責任者や経営層とも対話しながら“製品の成功”を支える役割を担います。
■ 経営的な視座とロジカルな調整力が身につきます
各車種の開発状況、工数、予算、開発基準など多種多様な情報を横断的に把握し、整理・分析していく仕事で、
論理的に筋を通しながらも、多様な利害関係者と合意を形成していく交渉力やファシリテーション力が自然と鍛えられます。
■グローバル展開に関われる機会があります
海外関連会社との連携(メール・資料展開・会議対応)を通じて、インドネシアやマレーシアなど、ダイハツが強みを持つASEAN市場のプロジェクトにも関与可能です。
ダイハツは 軽自動車のリーディングカンパニー として、日常の移動を支えるクルマを数多く設計開発・製造・販売を行っています。
【代表車種】
■軽自動車(ムーヴキャンバス・タント・タントファンクロス・ミライース・コペン・タフト)
■小型自動車(トール・ロッキー)
自動車の設計開発から製造、販売までを一貫して担う ことで、技術とサービスの両面から社会のモビリティを支えています。
「軽やかに、便利に、そして楽しく。」
ダイハツのクルマづくりは、単なる移動手段にとどまらず、人々の生活や地域社会をより豊かにする挑戦でもあります。