ダイハツ工業株式会社
自動車のエンジン制御において、制御アルゴリズム開発から評価まで一貫して関わり、モデルベース開発(MBD)を軸とした新しい開発体制を築く重要な役割を担っていただきます。
▼具体的な業務内容
・エンジン制御アルゴリズムの開発
└エンジン単体や車両状態に応じて最適な燃焼が得られるよう、点火タイミングや燃料噴射量などの制御値や最適化アルゴリズムを設計(MATLAB/Simulinkを用いたモデル設計)
・MBD制御開発・シミュレーション環境構築
└HILS(Hardware-in-the-Loop Simulator)やCarSimを活用し、ECU制御システムの挙動をバーチャル環境で検証。開発期間の短縮と試験リスクの低減を図ります
└要求仕様をもとにシステム設計・ソフト設計をモデル化し、自動コード生成が可能な開発フローの構築
▼使用ツール
C言語、MATLAB/SIMULINK
【仕事の進め方】
・チームでの開発を進め、モデルベース開発のリーダーや実務メンバーと連携しながら、開発・検証・改善を繰り返します
・業務の流れは、「要求仕様の把握 → システム設計(ブロック図の作成) → ソフト設計(モデル詳細化) → 自動コード生成 → 適合評価」と段階的に進行
・実車試験だけでなく、HILS等を活用したバーチャル検証環境を活かし、実効性と効率の両立を図ります
【入社後のキャリアパス】
・入社後はOJTや実務を通じて開発実績を積み、スペシャリストまたはプロジェクトリーダーへ成長することを期待しております
・制御設計・適合・MBD環境開発など部室内ローテーションで業務の幅を拡大可能です
・将来的には車両全体の制御設計領域への展開も視野に入ります
【業務内容変更の範囲】
【仕事のやりがい、魅力】
・制御値を変えることでクルマの挙動がリアルに変化する様子を自ら体感しながら、最適化できる技術職です
・自分の関わった車両が市場で使われる喜び、お客様の暮らしと直結する開発業務に携わる実感があります
・ハイブリッド制御領域やドライブ制御(電子制御4WD等)など高度かつ先進的な領域にも関与できます
・新規制御開発の初期から携わり、新しいエンジン制御を作り上げる喜びを感じることができます。
ダイハツは 軽自動車のリーディングカンパニー として、日常の移動を支えるクルマを数多く設計開発・製造・販売を行っています。
【代表車種】
■軽自動車(ムーヴキャンバス・タント・タントファンクロス・ミライース・コペン・タフト)
■小型自動車(トール・ロッキー)
自動車の設計開発から製造、販売までを一貫して担う ことで、技術とサービスの両面から社会のモビリティを支えています。
「軽やかに、便利に、そして楽しく。」
ダイハツのクルマづくりは、単なる移動手段にとどまらず、人々の生活や地域社会をより豊かにする挑戦でもあります。