ダイハツ工業株式会社
【業務内容】
新型車プロジェクトにおいて、車両の性能や競争力を左右する燃費・電費企画の責任者として、燃費・電費目標の設定および改善施策をご担当いただきます。
燃費・電費目標基準の達成と市場競争力の向上を目指した、燃費・電費目標設定をおこない、目標達成に向けた改善施策を各部品担当者と連携して担います。
地球環境への配慮と製品の競争力を高めることに貢献するとともに、プロジェクトの推進において重要な役割を果たします。
▼業務詳細
・各市場(日本/ASEAN/欧州等)の規制や競合車両を踏まえた燃費・電費目標の策定
・空気抵抗・重量・タイヤ特性・パワートレーン特性等の諸元評価・要因分析
・チーフエンジニア・設計・実験部門との改善施策の企画と合意形成
・プロト車両等を活用した燃費試験や目標達成見通しのシミュレーション検証
・トヨタ自動車や海外拠点との共同開発プロジェクトへの参画
【仕事の進め方】
燃費・電費企画は、車両セグメントごとにチームを編成し、プロジェクト単位で対応します。
各チーム3~5名程度で構成されており、1人あたり1〜2車種を担当します。
▼業務の流れ
開発初期段階: 市場ニーズ・規制・競合調査を基に、燃費・電費の目標を定義
中間工程: 設計/実験と連携して仕様調整・性能試算、KPIの進捗確認
終盤: プロト車・量産前試験を通じて評価し、目標との差異要因を分析・改善
チーフエンジニアや設計部門と対話しながら、性能と現実的な実現性のバランスを常に見極め、現場と一緒に最適解を模索します。
【業務内容変更の範囲】
【入社後のキャリアパス】
入社後は、燃費企画グループにおいて複数のプロジェクトを経験し、チームリーダーとして車両セグメントの統括を担います。将来的には、燃費・電費企画だけでなく、自動車開発全般の企画業務への挑戦も可能です。
【仕事のやりがい、魅力】
■“車の売れ行き”に直結する性能(燃費・電費)に関わることができます
燃費・電費は今や顧客の購買決定に大きな影響を持つ性能。あなたの決めた目標が、実際の販売競争力に直結します。
■車両1台を俯瞰して調整・提案する面白さがあります
空力・エンジン・タイヤ・重量・冷却系など、あらゆる技術要素を横断し、全体最適の視点で物事を組み立てることができます。
■技術的な深さ×ビジネス的な視点を身に付けることができます
設計者ではない立場だからこそ、データと戦略から性能に踏み込むことができ、「技術を理解し、指標で語る」スキルが磨かれます。
■カーボンニュートラル社会の実現に貢献することができます
燃費・電費性能は環境性能そのものなので、日々の業務が持続可能な社会への貢献につながるやりがいを感じられます。
ダイハツは 軽自動車のリーディングカンパニー として、日常の移動を支えるクルマを数多く設計開発・製造・販売を行っています。
【代表車種】
■軽自動車(ムーヴキャンバス・タント・タントファンクロス・ミライース・コペン・タフト)
■小型自動車(トール・ロッキー)
自動車の設計開発から製造、販売までを一貫して担う ことで、技術とサービスの両面から社会のモビリティを支えています。
「軽やかに、便利に、そして楽しく。」
ダイハツのクルマづくりは、単なる移動手段にとどまらず、人々の生活や地域社会をより豊かにする挑戦でもあります。