株式会社本田技術研究所
【募集の背景】
Hondaは、「新領域へのチャレンジ」に取り組んでいます。
モビリティの可能性を“3次元”や、時間や空間の制限に縛られない“4次元”、さらには宇宙へと拡大し人々の時間や空間に新たな価値をもたらす独創的な技術研究を進めています。
HondaJetで実現した「空の移動をもっと身近なものにしたい」、「自由な移動の喜び」を提供したい」という想いから、「ひとが行動したくなるモチベーションを作り出す」をスローガンに、eVTOL(electrical Vertical Take Off and Landing:電動垂直離着陸機)の開発に取り組んでいます。
都市間移動の利便性を各段に向上させるため、衝突安全や車体振動をはじめ、これまでHondaが四輪領域をはじめ様々な領域で培った技術を活かし、さらに高性能・高機能化させた、ガスタービンと電動化技術のハイブリッドによるパワーユニットシステムを搭載した新たなコンセプト機を提案しています。
アイデアと技術をもって、このコンセプト機の社会実装に挑戦する仲間を募集しています。新しいコンセプトの、「空のモビリティ」を一緒に作ってみませんか?
【具体的には】
Honda eVTOLの快適な機内空間の実現に向け、振動騒音に関連する対策仕様検討と機能検証に取り組みます。
主な職務内容は、ガスタービン、マルチロータ推進システム(モータ及びプロペラ等の回転体)から発生する振動及び騒音対策を軽量省スペースで実現していきます。
①FE、BEM、RTおよびSEAを用いた、振動および音の解析と対策仕様の決定
②仕様の試験体を用いた制振・透過損失の性能検証
③新規の軽量制振、静音技術の構築と検証
④上記の立案推進リーディング
※専門性や適性、会社ニーズなどを踏まえ、会社が定める業務への配置転換を命じる場合があります。
【開発ツール】
CAD:CATIA V5 CAE: Nastran, ANSYS, VA-ONEなど
計測:Siemens Test.Lab
【先進技術研究所について】
2019年4月、10年先を見据えたモビリティ革新技術と、さらにその先のフロンティア領域における先進技術の創出のため、先進技術研究所が設立されました。当社における全領域の先行研究機能の集約を行い、領域の垣根を越えた新価値の提供を目指します。
新たな企業価値やモビリティの価値をもたらす可能性を秘めた領域と考えており、スキルや創造性、アイデア、強い想いを持っている方には大きな裁量が与えられチャレンジできる環境です。
また、様々な国籍の仲間と働くことにより、英語での実務経験、ダイバーシティへの対応能力を向上させることができます。