非公開
■募集背景
── 「なんとなく良さそう」を、組織全員がアクセルを踏める根拠ある決断へ。
SmartHRは現在、単一のプロダクトを伸ばすフェーズから、複数のプロダクトが相互に連携し、複雑に絡み合うマルチプロダクトの極致へと進化しています。
このフェーズにおいて、CPO(Chief Product Officer)が直面するのは、極めて難易度の高い問いです。
数十あるプロダクトのうち、どの領域にどのぐらい人数を配置すべきか?
現場から上がる膨大な要望のうち、どれが真に事業のドライバーになるのか?
品質改善と新機能開発、今この瞬間の最適な投資比率は?
これまで私たちは、スピードと熱量で道を切り拓いてきました。しかし、組織がスケールし、マルチプロダクト戦略が加速する今、「なんとなくの優先順位」は最大の経営リスクになります。
CPO室に新設するプロダクトアナリストは、この巨大なパズルを解き明かし、SmartHRの意思決定を科学するプロダクトの参謀です。
── 現場の熱量と経営のロジックを、一本の線でつなぐ。
SmartHRには、日々数多くのユーザーの声と、膨大なプロダクトログが集まっています。
しかし、それらはまだ「意思決定に直結するインサイト」として昇華しきれているとは言えません。
必要なのは、
バラバラなKPIを統合し、事業の健康状態をリアルタイムに可視化すること
散在する定性情報を構造化し、投資の優先順位という意味を与えること
CPOや事業責任者が、確信を持ってアクセルを踏めるための判断基準を作ること
あなたが設計する判断の型が、SmartHRの数百人の開発チームが向かうべき方向を決め、プロダクトの未来を形づくります。
── あなたの分析が、SmartHR全体の進化を加速させる。
マルチプロダクトの成長フェーズにある今、このポジションは単なるデータ集計役ではありません。
事業の成長を決定づける、戦略的なインサイトそのものです。
「何を作るか」を決める前に、「なぜ今、それを作るのか」を誰よりも深く考え、組織を導く。
日本最大級のSaaSの裏側で、意思決定のプラットフォームを共に作り上げていける方をお待ちしています。
■職務内容
本ポジションでは、マルチプロダクト化が進むSmartHRにおいて、各事業領域の状況を正しく把握し、プロダクト開発関係者が迅速かつ精度の高い意思決定を行うための「情報の収集・分析・構造化」と「投資判断プロセスの設計」を担っていただきます。
以下の3つの領域を中心に、スキルやご経験に応じてお任せする範囲を調整いたします。
1. 事業領域ごとのKPIマネジメントとダッシュボード運用
各事業領域のプロダクトKPI(北極星指標/KPIツリー)の設計サポート・可視化、および継続的なモニタリング体制の構築
全社で数字の認識齟齬が起きないための、主要メトリクスの標準化(定義管理)と、データ信頼性を担保するガバナンスの運用
異常値の早期検知と、コントリビューション分析(寄与度分析)による変化要因の特定およびプロダクト開発関係者へのレポーティング
現場のPMが自ら深い分析を行えるよう、共通の分析基盤やデータカタログの整備・浸透をリード
2. 定性・定量ハイブリッドによる「インサイト」の創出
ユーザーインタビュー、商談、サポートログ等の定性情報を構造化し、プロダクトの課題解決に直結する「インサイトレポート」を作成
プロダクトの先行指標を特定し、将来的な事業インパクトを予測・可視化
段階的リリースやA/Bテスト等の実験設計・効果検証体制を構築し、新機能や施策の「真の価値」を評価可能にする
3. 投資判断基準の策定とリソース配分の最適化
事業領域ごとの成長性・収益性・戦略的意義を踏まえた、プロダクト投資の判断ロジックの構築
半期ごとのリソース配分において、各事業責任者が「Yes/No」を判断できるレベルまで情報をパッケージ化する
本ポジションは、単に「SQLを叩いてグラフを作る」のが仕事ではありません。
SmartHRという巨大なマルチプロダクト組織において、「何が起きているのか(事実)」を「次に何をすべきか(提言)」へ変換し、組織の資源を最も価値ある場所に集中させることが、このポジションの真のミッションです。
■ポジションの魅力
1. CPOの右腕として、経営直下のインパクトを創出できる
あなたの分析と提言が、数億円規模の投資判断や、組織全体のリソース配分を左右します。
プロダクト組織の心臓部で、最も戦略的な議論の最前線に立つことができます。
2. 日本最大級のマルチプロダクトSaaSでしか得られない複雑な課題解決
多岐にわたるドメイン(労務・勤怠・給与・タレマネ等)が連動する複雑なビジネスモデルを、データで解き明かす面白さがあります。
単一プロダクトでは決して味わえない、変数と戦う醍醐味があります。
3. 「定量 × 定性」のハイブリッドで、真のインサイトに辿り着ける
SmartHRには、強力なデータ基盤だけでなく、ユーザーからの定性的なフィードバックも膨大に集まります。
この両方を組み合わせて事業の勝ち筋を見つける、非常に贅沢な分析環境です。
4. 意思決定の仕組みそのものをデザインできる
単にレポートを作るだけでなく、「どういう会議体で、どういう基準で判断すべきか」という組織の運営基盤を設計・実装することが求められます。
5. 市場価値の高いProduct Opsの先駆者になれる
プロダクトの意思決定を仕組み化する役割は、欧米ではProduct Operationsとして急速に注目されていますが、日本でこの規模のマルチプロダクトで実践できる機会は極めて稀です。