ダイハツ工業株式会社
【採用背景】
近年、SDV(Software Defined Vehicle)やEVの普及により、電動化技術に加えてコネクティッド機能や通信技術(4G/5G、C-V2X 等)など、クルマに求められる機能・価値は大きく変化しています。
特に、自動車へのセルラー通信搭載の拡大に伴い、4G/5G に関連する標準必須特許(SEP)や、AVANCI 等の特許プール/ライセンススキームへの対応が重要なテーマとなっています。
これに伴い、知的財産部門が担う業務範囲も拡大しており、従来の車両技術にとどまらず、通信・ソフトウェア・サービス領域を含む幅広い技術分野に対応できる特許実務体制の構築が求められています。
また、グローバル展開の強化に伴い、特にダイハツの主力市場である新興国における知財活動ニーズも高まっています。
こうした背景から、短期的な業務負荷の解消にとどまらず、中長期的な視点で知的財産機能を強化していくことを目的に、継続的な人員増強を進めています。特に 4G/5G 通信、AVANCI をはじめとする特許プールライセンス、標準必須特許(SEP)実務に強みを持ち、将来にわたって事業競争力を支える知財組織づくりに貢献いただける方を募集します。
【業務内容】
特許実務および関連する技術契約業務を担当していただきます。研究開発の最前線に近い立場で技術者と連携しながら、成果を知的財産権という財産に変え、事業競争力を支える役割です。
特に、4G/5G を含む通信関連技術の特許出願 および SEP・特許プールライセンス(AVANCI 等)に関する契約対応を中心的に担っていただきます。
■主な業務内容
・発明の発掘(車両・電動化に加え、通信/コネクティッド/ソフトウェア領域を含む)
・研究開発・サービス技術に関する特許出願・権利化業務
・他社特許対応
・侵害予防調査、無効性・非侵害判定
・通信関連 SEP を含む特許ポートフォリオの分析
・標準化動向(4G/5G、C-V2X 等)を踏まえたリスク評価
・SEP/特許プール/ライセンス対応 など
・海外(新興国)拠点に対する知財活動の支援・知財体制構築支援
・秘密保持契約、共同開発契約、技術提携契約などの技術契約の策定・交渉・管理
・ライセンス交渉およびライセンス条件の検討(特に通信・ソフトウェア関連)
【キャリアステップ】
入社後はまず、特許実務を中心に担当いただきます。技術者と連携しながら、特許出願・権利化や調査業務を通じて、事業や技術への理解を深めていただいたのち、本人の適性や志向を踏まえつつ、契約業務に段階的に携わり、知財業務を幅広く経験していただきます。特許と契約の両面を理解することで、事業全体を支える知財人材としての成長を目指します。
将来的には、これらの経験を活かし、知的財産部門を牽引するマネージャークラスへのステップアップを想定しています。
【働き方】
在宅勤務: 業務状況に応じて可能(週2~3回程度を想定)
残業時間: 平均20~30時間/月
【ポジションの魅力について】
担当する技術に限定されず非常に幅広い技術領域に携われる点が魅力です。エンジンやミッション、ハイブリッド技術、車体、ソフトウェア、通信技術に加え、生産に関する技術まで、クルマ一台を構成する多様な技術を横断的に扱うことができます。また、素材、部品、設備など関係する業界も多岐にわたり、さまざまな分野の技術や知財に触れられる環境です。
また、魅力は技術領域の広さだけではありません。われわれのもうひとつの魅力は、特許・意匠・商標に加え、事業に関わる技術契約、ワークフロー構築による効率化、特許業務へのAI活用など、幅広い業務を通じてスキルを伸ばせる環境です。
自動車産業に大きな変革をもたらす「MaaS領域(モビリティサービス)」において、新規事業「ゴイッショ」の企画推進をご担当いただきます。私たちは、地域の交通をもっと便利にする新しいサービスの企画・運営を行っています。このサービスは、地域の人たちが快適に移動できるようにすることを目指しており、全国の市町村と協力して広げているところです。このサービスをもっと魅力的にして、たくさんの人に使ってもらえるようにするための企画や運営を担当していただきます。また、当部署では、移動課題の解決を目的に「らくぴた送迎支援システム」と「ゴイッショ」という2つのサービスを展開しています。