パナソニック ホールディングス株式会社
●治療用細胞製造装置開発部門のミッション
平均寿命が年々伸びていく中、年齢を重ねても心身ともに健やかな状態で豊かな人生を送りたいという社会的関心はますます高まっています。私たちのプロジェクト部門は、パナソニックグループのモノづくり技術開発を担うコーポレートR&D部門の傘下にあり、「一人ひとりにあった再生医療をあらゆる人が受けられる社会を実現する」をミッションに、医学と工学の力の融合で疾病治療の革新が期待されている細胞治療の実用化、普及を目指しています。
●募集背景
再生医療において、細胞の力を活かす細胞治療は、疾病治療の革新が期待されていますが、その実用化、普及のためには、多くの課題を乗り越える必要があります。その中でも、大きな鍵を握っているのが、製造コストの抑制、安定・高品質な細胞の製造です。私たちは、細胞製造の変革を目指し、これまでパナソニックで培ってきたバイオテクノロジーとモノづくり技術を融合させて、細胞の分化・培養を担う装置の開発を進めています。この難易度の高い挑戦には、様々な経験とスキルを持ったメンバーの協力が不可欠であり、取組みをさらに加速するため、私たちと共に挑戦する仲間を募集します。
●担当業務と役割
・主な担当業務は、臨床向け細胞製造装置に関する、「分化誘導・培養プロトコルの開発」、「装置化構想」、「装置性能評価」です。
・培養装置の開発において、細胞の分化誘導・培養の原理を理解した上で、それを機械工学に紐づけて自動化の方策を考える医学と工学を橋渡しする人材を求めています。
・一つの技術分野に詳しいだけでなく、複数の技術分野を俯瞰して、各専門技術メンバーや共同研究先とコミュニケーションを取りながら解決策を提案し、試行錯誤しながら最適解を探っていくことがこの仕事に求められます。
●具体的な仕事内容
・主に、共同研究機関や社内のバイオテクノロジー研究者、装置開発技術者とコミュニケーションを取りながら仕事を進めます。
・細胞培養プロセスの検証実験立案、推進、結果考察、改善策の立案のサイクルを回し、装置化の仕様を装置開発技術者と決めていきます。
・装置の性能を評価するための実験を行い、分析、仮説立案を踏まえ、バイオテクノロジー、機械工学、熱・流体工学、化学工学の観点から改善策を考え、自ら手を動かして、細胞にとってより良い装置の実現を目指します。
・バイオテクノロジーのさらなる進展のためには、細胞製造中のリアルタイムデータ収集やデータを用いた予測活用の重要性が増しており、ときにはデータ解析エンジニア、シミュレーション技術者とも連携することも求められます。
・バイオテクノロジー、機械工学、熱・流体工学、化学工学などコアの専門性を軸に、他の得意分野の知見を組み合わせて、全体最適視点で開発を進めていきます。
●この仕事を通じて得られること
・健康や医学の概念を変える可能性を秘め、社会的意義が明確な再生医療領域での開発であり、自身の職務での取り組みが再生医療の普及に直結している実感を得ることができます。
・再生医療領域における世界的な共同研究機関の研究者と日常的にディスカッションする機会があり、研究者、技術者として大いに刺激を受け、日々学ぶことができます。
・事業創出に向けた注目度が高い技術開発において、コアメンバーとして活躍し、経験を積むことができるポジションです。
・バイオテクノロジーだけでなく、装置開発、データ活用など様々な技術が密接に関連した開発であり、その最新技術に触れながら、知見を拡大・蓄積することができます。
●職場の雰囲気
・各専門性を活かしながら、メンバーと連携しながら、チームワークで仕事を進めます。
・メンバーや時期により変動はありますが、実験などで手を動かす、頭を使って考えたり資料作成するデスクワーク、が1:1くらいの比率です。
・実験拠点が複数(門真市、大阪市、京都市)あるため出張が多いですが、メンバー間のコミュニケーションが活発で、困ったことがあればすぐに互いに相談できる関係性です。
・複数の技術を横断するプロジェクトの特性上、社内の複数の部門から多様なメンバーが集まっており、またキャリア入社メンバーもいますので、中途入社でもなじみやすい職場だと思います。
●キャリアパス
・入社後は、まずはコアとなる専門領域や経験に応じた業務内容でスタートしつつ、徐々に技術横断で開発を推進できるように、さらに知見や視野を広げていただきます。
・パナソニックでは、本プロジェクトに限らず様々な開発を行っていますので、技術領域を途中で変更したり、開発マネジメントなど総合的なスキルを身につけたりと様々なキャリアパスを用意しています。