ダイキン工業株式会社
【担当業務】
当社は2030年までに、化学プラントを除く全工場でのカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)達成を目指しています。空調機の生産プロセスにおいて、CO2排出量が最も多く、技術的にも削減が困難な工程が「塗装(粉体・溶剤)工程における直燃式乾燥炉」です。(直燃式乾燥炉は、LNGを燃焼するため、Scope1に該当)
本業務では、工場のカーボンニュートラル実現に向けて、塗膜品質(密着性・耐食性・耐候性・外観など)を満足しつつ、経済的合理性を確保した、乾燥工程の電化を含む加飾プロセスの要素技術開発を担当していただきます。具体的には、電気加熱式(赤外線・誘導加熱技術の応用)乾燥炉の導入検討、ヒートポンプ対応可能な低温硬化塗料およびUV硬化塗料の開発、フィルム加飾やラッピング、インモールド加飾などの塗装以外の加飾手法の探索・開発を行っていただきます。
【使用ツール】
MS-office(Excel、Word、PowerPpoint)
機械図面:AutoCAD
材料・塗膜評価機器:膜厚計、光沢計、色差計、各種試験装置(CCT、SSTなど)
【ポジション・立場】
加飾プロセスにおける要素技術開発や工程設計を行うリーダーもしくは担当者
自立的な活躍を期待します。ご本人の活躍を見たうえで、チームを率いるリーダーとしての立場も担っていただきます。
【仕事のやりがい】
・空調機の加飾工程は、Scope1に該当するCO₂排出量が多く、技術的にも削減が難しい領域ですが、グローバルを含む製造業全般の脱炭素化に直接貢献する社会的意義の高い仕事です。
・乾燥工程の電化や塗装以外の加飾技術(フィルム、ラッピング、インモールドなど)の開発を通じて、環境負荷低減と製品品質の両立を実現する革新的な技術を創出するチャンスがあります。また、経済合理性を踏まえたプロセス設計により、技術開発が実際の生産現場に導入される達成感も得られます。
・複数の技術領域(熱制御、材料、表面処理、設備設計など)を横断する業務であるため、技術者としての専門性を深めながら、幅広い知見を活かせる環境です。持続可能なものづくりに向けた挑戦を、技術の力でリードしていくやりがいを感じていただけると考えています。
【この職種における強み】
当社は環境先進企業として、カーボンニュートラル実現に向けて技術・人材・設備へのリソースを積極的に投入しています。本職種は、Scope1に該当する加飾工程のCO₂排出削減に取り組む重要なポジションであり、乾燥工程の電化や塗装以外の加飾技術の開発を通じて、グローバル90拠点以上が抱える課題に挑戦できます。
環境負荷低減と品質・経済性の両立を図る技術開発に携わることで、社会貢献と技術者としての成長を両立できる、環境先進企業である当社ならではの強みです。
【キャリアパス】
本職種では、加飾工程の脱炭素化に向けた技術開発を通じて、SQCDE(安全・品質・コスト・納期・環境)を統合的に考える力を養うことができます。入社後は、乾燥工程の電化や塗装以外の加飾技術の開発に携わり、設備設計・材料選定・プロセス評価などの実務経験を積んでいただきます。
その後は、海外拠点や他の商品群への技術展開をリードする中核人材として活躍いただき、将来的には環境戦略に直結する技術テーマの企画・推進や、社外との技術連携を含む技術マネジメント職へのステップアップも可能です。
【業務内容変更の範囲】当社業務全般
日本で初めてエアコンを開発以来、冷媒開発から空調機器開発までトータルに手がける世界唯一の空調総合メーカーです。「インバータ技術」を駆使した業務用パッケージエアコンでは国内販売台数シェア約40%を維持。グローバル展開ではシェアの拡大を目指すだけでなく、新たなマーケットの開発にも力を入れています。