ダイハツ工業株式会社
【業務内容】
自動車の軽量化および自動車生産加工における低コスト化を目的として、プレス成形技術や接合技術における新工法の企画・提案・開発を担当していただきます。展示会での情報収集やメーカーとの連携を通じて新技術を取り入れ、CAE解析やトライ評価を重ねながら、量産化を見据えた工法開発を一貫して推進していただきます。
▼具体的な業務内容
≪プレス成形技術開発≫
・鋼板プレス加工での歩留り向上技術開発およびギガパスカル以上高張力鋼板の品質向上技術開発
・従来技術にとらわれない新たな視点からのプレス加工技術開発
・CAE解析を活用した成形工法の最適化および一発成形を実現するための型設計技術開発
CAE解析と実際のプレス加工を繰り返し、解析精度を高めながら型修正コストを削減する工法を開発します。設計部門と協力しながら、CAE解析が現物と一致するよう理論解析を行い、次の開発に織り込んでいきます。
≪接合技術開発≫
・異材接合(鉄×アルミなど)技術開発
・インプロセス技術・非破壊検査技術を活用した溶接状態の品質確認工法開発
・スポット溶接適用拡大(4枚重ね、板厚拡大など)および新たな溶接条件の開発
・従来とは異なるアプローチによる新しい接合技術の開発
SQC手法(統計解析)を活用し、効率的に良品条件を導き出します。板金3枚までの溶接を4枚に拡大したり、板厚5mmの限界を6mmまで広げるなど、溶接条件の最適化を実験データに基づいて推進します。
※開発にあたっては、展示会での情報収集、トヨタグループ各社との情報交換、設備メーカーや材料メーカーとの連携など、社内外の関連先と協力しながら進めていきます。
【使用ツール・環境】
CAD:CATIA V5 など
CAE解析:Autoform など
検査・評価ツール:電子顕微鏡、SEM、マイクロスコープ、万能試験機、引張・圧縮試験機 など
産業用ロボット:不二越、安川電機 など
【仕事のやりがい、魅力】
≪プレス成形(塑性加工)技術開発の魅力≫
・「作れない」を可能にする挑戦:研究段階のアイデアを量産技術へと育て上げ、従来は不可能とされていた成形を実現する面白さがあります。
・技術力の向上と貢献:CAE解析技術を駆使した一発成形による大幅なコスト削減や、高張力鋼板など難易度の高い材料への挑戦を通じて、技術者としての価値を高められます。
≪接合技術開発の魅力≫
・業界トレンドの最前線:異材接合(鉄×アルミ)やEVバッテリーケースなど、次世代車両に不可欠な最先端技術の開発に企画段階から評価まで一貫して携われます。
・論理的思考力の修得:実験データに基づく高度な理論武装を行い、説得力のある開発を進める経験が得られます。
≪共通の魅力≫
・量産車に採用される大きな達成感:自ら開発した工法が3~5年後には実際の量産車に載り、形となって世に出る手応えを実感できます。
・手を動かし、試せる環境:要件定義にとどまらず、ロボットのティーチングや検査・試作など自ら手を動かして検証できます。若手のアイデアを積極的にトライできる風土も魅力です。
・広範なコラボレーション:トヨタグループ各社や設備・材料メーカーなど、幅広い関係者と連携しながらプロジェクトを強力に推進できます。
【採用背景】
当社では車両の軽量化・低コスト化・高品質化を進めており、プレス工法、接合工法などが重点テーマとなっています。次世代車両プラットフォームに向けた新構造・新工法の開発を計画的に推進しており、板金加工技術を中心とした開発が急務となっています。
車両コスト低減・軽量化に対し、新構造・新工法で貢献していくため、加工工法のアイデアを出し、検討、トライ、評価などを一貫して推進できるエンジニアを募集しています。現在の組織では、次期リーダーとなる30代の人材が不足しており、組織強化と開発スピード向上のための増員が必要となっています。
【組織のミッション】
本部:将来のための生技要素技術開発の計画的推進
部:社内外からの情報収集を通じて次世代構造の提案・実現に向け着実に前進
室:車両コスト低減・軽量化に対し、新構造・新工法で貢献
【キャリアパス】
工法開発業務を通じて解析能力や開発スキルを向上
・その後、開発した工法を次期車両へ織り込むため関係部署との折衝を通じてコミュニケーション能力向上
・将来的には次期リーダーとしてのキャリアアップを想定しています。
【働き方】
・勤務形態:基本的に池田第1地区の開発工場へ出社勤務、在宅勤務も一部可能
・残業時間:20~30時間/月
・出張:池田、京都、滋賀の各工場へ出張(まれに海外拠点への出張あり)
・出張頻度:月に1回程度(京都・滋賀の工場へ出張)
(通常は日帰出張、新工法導入時には最大1ヶ月程度の長期出張もあり)
・転勤:ほとんどなし
ダイハツは 軽自動車のリーディングカンパニー として、日常の移動を支えるクルマを数多く設計開発・製造・販売を行っています。
【代表車種】
■軽自動車(ムーヴキャンバス・タント・タントファンクロス・ミライース・コペン・タフト)
■小型自動車(トール・ロッキー)
自動車の設計開発から製造、販売までを一貫して担う ことで、技術とサービスの両面から社会のモビリティを支えています。
「軽やかに、便利に、そして楽しく。」
ダイハツのクルマづくりは、単なる移動手段にとどまらず、人々の生活や地域社会をより豊かにする挑戦でもあります。