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同社は愛知県名古屋市の、工業炉メーカーです。
合金を高熱で溶かす鋳造設備専門の会社として自動車部品業界をメインに長らく事業実績を重ねてきました。
今般、100年に一度と言われる自動車業界の構造転換を背景に、同社も鋳造業界のゲームチェンジャーとなるべく、
工業炉専業メーカーから、「鋳造技術界のソリューションプロバイダ」へと事業転換を図るべく新規事業をスタートしました。
従来のモノ売り(設備設計・メンテナンス)にコト売り(生産技術支援・コンサルティング)を掛け合わせ、
鋳造業界のHUBになり、日本の中小製造業の支援も行います。
同社の事業方針に共感いただけましたら、ぜひご応募ください。
■事業構造転換の取り組み
具体的には、モノ売り(設計・メンテナンス)とコト売り(技術コンサル)の掛け合わせを2軸としています。
モノ売り面では熱処理設備の標準化(従来はオーダーメイドの一品一様生産→今後はユニット化・モジュール化による標準製品を量産)によって事業の安定化と拡大を図りつつ、
コト売り面では、
①製造ラインの一括請負(新規ライン立ち上げ支援)
②顧客ラインのAI、IoTシステム導入支援(主にサーマルマネジメントを目的としたIT化)
③生産技術コンサルティング(生産技術・操業の技術課題解決、技術導入支援)
によって新たな価値の提供をスタートしました。
■今回求める役割
今回採用する方には、上記新規サービスのうち
②顧客ラインのAI、IoTシステム導入支援(主にサーマルマネジメントを目的としたIT化)を担うメンバーとして
ご活躍いただきたいと考えています。
具体的には、工業炉の見える化からスタートし、
外観検査装置の開発(スタートアップ企業と提携中)を含め、
生産条件と製造結果を紐づけた結果をデータ化、
最終的には生産管理システムとの紐づけなど、鋳造ライン全体のセンシング技術開発に取り組みたい構想があります。
中小企業単体ではなかなか取り組むリソースがないところに対し、中小製造業の課題解決の一環として
日本高熱工業社がIoTサービスを提供し、モノづくり業界を支援します。
■背景
工業炉設備業界は従来、自動車メーカーなどが決定した仕様に合わせて、一品一様のカスタマイズにて受注生産することが通例となっており、コストや工数の面からどうしても生産性・収益性が向上しないという課題がありました。
しかし自動車のEV化、5Gなどエンドユーザー業界に大きな構造変革が起きている今が設備業界においてもゲームチェンジの好機と捉え、日本高熱工業社は、従来型の「受注生産型の工業炉メーカー」から「鋳造の総合ソリューション企業」への変革を図り動き始めました。
*参考情報(同社の運営するサイト)
アルミ鋳物・ダイカスト技術ナビ https://cast-rev.com/about/
■配属
デジタル技術推進部
■職務の魅力
・ベンチャー企業との連携や、デジタル技術経験者の採用によりAI、IoTなども活用したライン提案を可能にしていきます。
・全社一丸となって従来型のモノづくりからの脱却と事業転換を図る中、1人1人が当事者意識を持って、自発的・主体的な発信・提案をしていくことが歓迎されます。これまで培った経験値をもとに、自社だけでなく様々ななモノづくり産業の支援を担う使命、意義があります。
・自社単体で生産技術やデジタル化にリソースを割くことが難しい中小メーカーに、生産技術のプロフェッショナルとしてノウハウ提供することができます。日本のモノづくり企業を支える生産技術のプラットフォーマーになることを目指しています。
■企業特長
数千件の各種工業炉納入実績あり、アルミ向け鋳造熱設備のトップレベルサプライヤー。
■会社環境の魅力 ~多様なバックグラウンドを持つ人材が続々参画中~
顧客課題解決型、外部連携による共創型の事業方針へとシフトしており、
この思いに共鳴した仲間が様々なモノづくり企業から日本高熱工業社へと集まり、新たな風を吹き込んでいます。
■共創への意気込み
同社は日本のモノづくりの根幹である中小製造業の持続的発展を目指し、大きな課題である生産性改善につながる事業創出を進めていきたいという強い思いを持ちます。
従来は、自前主義を中心とした技術開発を進めてきましたが、変革の激しい現代に対応していくためには、思いを同じくするパートナー企業との共創が不可欠と考え、名古屋市によるスタートアップ企業と事業会社との共創を促進するプログラム”NAGOYA Movement”に参画。
同社の得意とするアルミ鋳造向け工業炉と、DX技術との融合などにより、新たな未来を目指した事業創出へ挑戦しています。
<具体的な取り組み>
・DX技術を利用した工業炉の見える化サービス
・鋳造外観検査の自動化
■代表について
代表取締役社長 酒井健宏氏 42歳(2021年5月現在)
2004年3月 同志社大学大学院 機械工学専攻 修了
2004年4月 株式会社クボタ入社 建設機械技術部配属
2009年7月 株式会社日本高熱工業社 入社
2016年3月 同社 代表取締役社長就任
■鋳造設備業界の変革を目的とした、向けた日本高熱工業の取り組み
モノ売り(設計・メンテナンス)とコト売り(技術コンサル)の循環による差別化と企業価値向上に取り組んでいます。
モノ売り面では設備の標準化(ユニット化・モジュール化)、
コト売り面では、
①製造ラインの一括請負、②顧客ラインのAI、IoTシステム導入支援(主にサーマルマネジメントを目的としたIT化)、③生産技術コンサルティング(課題解決、新規技術導入支援、新規ライン立ち上げ支援)を始動しています。