ダイキン工業株式会社
■同社は、ICTを活用して、空調システムと再エネ設備や蓄電池、照明等のビル内設備のシステム連携を通じて、建物単位から地域のエネルギーマネジメント、デマンドレスポンスをはじめとした電力需給調整に関する技術開発や実証プロジェクトを国内外にて実施してきました。これらの実績をもとに、カーボンニュートラルに向けたスマートシティ開発に代表されるような街単位でのサービスソリューションの提供を目指しています。
これらを社会実装,事業化に結び付ける上で、当社の空調技術の強みを活かしつつ、電力需給調整を実現するために、機器~エッジ~クラウドまでの全体システムの設計・開発を進めることを考えており、これらを推進できる人材を募集いたします。
具体的には、
・電力需給調整システムの全体システムのアーキテクト
・空調の電力需給調整制御
を開発の中核メンバーとして担当いただきたい。
■ポジション・立場:技術コアマン~リーダー層
■仕事のやりがい:
同社はグローバルカンパニーで、欧州、北米、中国、日本、アセアン各地域において、空調事業を展開しています。
今回、開発をするスマートシティ向けのシステムは、当社にとっては空調専門領域の強みを最大限に活かした新しい事業領域の獲得につながるため、大きな期待がかかっています。
自ら、中心メンバーとして企画,技術開発したシステムが、同社の空調システムの標準機能となり得るやりがいのやる業務となります。
■TIC(テクノロジー・イノベーションセンター)について
大阪府摂津市の淀川製作所内に、2015年11月にオープンしたTICは、6階建て延床面積は約4万8000平方メートルを持ち、約700人の技術者が勤務。最新の研究開発設備を備えた施設です。
技術者が働くオフィス棟と、各種実験設備を完備した実験棟が、建物の左右に分かれており、オフィスワークをしながら、実験の必要性を感じたら、すぐに実験棟に移動して作業できるユニークな環境が作られています。
また「協創」の場として、大学や研究機関、異業種の企業との連携しやすい環境を作り上げているのも特徴で、オープンスペースを活用し、議論などが活発にされている。
協創イノベーションでは、モノづくりに留まらず、コトづくりの実現を目指しており、同社が持つ空調機器分野やフッ素化学分野の強みを生かしながら、協創による新たな価値創造に取り組んでいます。
【東証一部上場空調システム世界トップレベル・シェアメーカー】
空調事業の売上高は2010年からキヤリア社を抜き世界第1位、またフッ素化学製品でもデュポン社に次いで世界第2位、換気事業やフィルタ事業においても世界第1位のシェアを誇る。海外売上比率は約7割、全従業員の約8割が日本国外で働いているグローバル企業です。