三菱電機株式会社
●受配電システム製作所
受配電システム製作所では工場やビル、鉄道変電所、発変電プラントなどで、発電所から送られてきた電力を受け、コントロールし、各設備に安全・確実に送るための受配電設備の製造を行っております。1979年に36kV以下の開閉装置の製造拠点として誕生し、現在では84kV以下まで領域を拡大するなど受配電設備とその制御・監視設備における高い技術力で、社会を支える電力インフラの安定供給に貢献し続けてきました。
今後も“受配電システムの世界トッププレーヤー”を目指し、米国などの海外生産拠点と連携した製品供給や、中東・アジア地域の技術拠点構築など、グローバルに事業を展開すると共に、スマート中低圧直流配電システム事業の展開を通じて、直流、交流変換のロスを減らすことで再生可能エネルギーの普及にも力をいれていきたいと考えております。
●採用背景
受配電設備市場のグローバル展開において脱炭素に向けた洋上風力発電向け設備普及に向け海外風車メーカとタッグを組みカーボンニュートラル実現に向けて取り組んでいます。また、80年代以降弊社にて独占的に設備供給してきた中東地域やアジアの電力会社の設備更新需用が旺盛であり、環境負荷低減に向けた設備更新提案を行っています。これらグローバルのインフラ整備にとどまらず、カーボンニュートラルに向けた取り組みを世界市場で行っています。これらを実現するためにグローバルで活躍する人材が多く求められている状況につき、グローバルで活躍したい人材を募集します。
★受配電システム製作所に関して
https://www.mitsubishielectric.co.jp/saiyo/graduates/philosophy/place/receiving/
★受配電システム製作所 現場紹介
https://www.mitsubishielectric.co.jp/me/project/marugame/report.html
●配属部署
受配電システム部 海外受配電システム技術課
●配属先のミッション
受配電システム部のミッション
特別高圧(77kV以下)から低圧設備における受配電設備の計画、見積、受注後の設計、製作、品質管理から出荷後設備の予防保全活動まで全てを取り纏めて行う。
海外受配電システム技術課のミッション
海外向けの受配電設備の計画、見積、設計を行う。電気設計という共通技術を用い、国内市場と規格、言語が異なる中で世界の顧客が抱える問題点を解決することで幅広い顧客に必要とされる組織を目指す。
●お任せする業務
海外向け受配電システムの受注工事の取り纏め,及び受配電機器の設計・製作業務を行っていく中で製品知識・スキルを身に着けていただき、数年後に受注拡大に向けた活動を行っていただくことになります。
《具体的には》
・顧客(電力会社/ゼネコン/サブコン/プラントメーカー等)要望の把握
・関係技術部門と連携したシステム全体の設計及び、仕様書の作成
・関係技術部門に向けた仕様書の作成
・製品全体の工程管理・コスト管理
・関係部署に向けた製作指示(詳細設計部門への指示、工作部門への製作指示、品管部門への試験指示)
※1案件あたり完遂までの期間としては平均8か月~1年、並行して2・3案件を同時に担当します。
※顧客はエンジニアリングメーカーとエンドユーザー(電力会社・再エネ機器メーカー)があり入社後はまず国内のエンジニアリングメーカーとの案件からご担当をいただきたいと考えております。フロントが国内のエンジニアリングメーカーであるケースが6~7割ほど、海外メーカーがフロントであるケースが残り3~4割ほどになります。
●使用言語、環境、ツール等
工場内で使用する言語は日本語ですが、お客様に提出する図書は英語です。お客様との打ち合わせは英語ですが、製品知識、英語スキルが身につくようOJTやOFF-JTにて教育いたします。
●キャリアパス
入社後は受注後の設計業務OJTにて弊社製品知識、設計業務に携わっていただきます。数年後、一連の製品知識、スキルが身に付いた後、受注に向けた活動(お客様への提案活動、受注前の計画業務、見積作業)を行っていただくことを想定していますが、本人の希望により受注後設計業務にてさらに広い顧客案件に携わっていただくことも可能です。
●業務のやりがい/魅力
・生活を支える電力の安定供給に関わる責任と共に、大きなやりがいを感じることができる仕事です。
・海外出張もあり、グローバルに活躍できる仕事です。
●優位性/業界情報等
洋上風力発電向け設備はヨーロッパの某風車メーカ向け設備に優先的に採用いただいており、現在脱炭素に向けた新たな製品開発も行っています。
●職場環境
・残業時間 :月平均15時間/繁忙期45時間
・出張:有(1回/2か月、1週間程度)
・転勤可能性:無
・リモートワーク:有(個人に依存するが週3~5日実施される技術者有)
・中途社員の割合:約15%
受配電システム製作所では工場やビル、鉄道変電所、発変電プラントなどで、発電所から送られてきた電力を受け、コントロールし、各設備に安全・確実に送るための受配電設備の製造を行っております。1979年に36kV以下の開閉装置の製造拠点として誕生し、現在では84kV以下まで領域を拡大するなど受配電設備とその制御・監視設備における高い技術力で、社会を支える電力インフラの安定供給に貢献し続けてきました。