三菱電機株式会社
●採用背景
1995年に始まった日本の電力自由化は、段階的に進展して電力システム改革によって、2016年には、家庭や企業を含めた全ての利用者が電力会社を自由に選べるようになる「小売全面自由化」が導入されました。一方では、太陽光や風力などの再生可能エネルギーは全世界的に導入が拡大しており、「電気をつくる・送る・使う」仕組みが大きく変わろうとし、電力産業を取り巻く環境が劇的な変化を遂げています。三菱電機はこのような環境変化のなか、日本の電力事業の変遷と共に歩み、電力システムの改革に貢献してまいりました。
多様化する電力運用のニーズに対し、当社が保有する幅広い電力技術とICTを融合させ、先進的なエネルギーソリューションを提供するために、関係者と一丸となって事業の創出・推進を担っていく人材を募集いたします。
今回は、今後の事業成長に向けた原子力発電所向け電気・計装制御システムに係る設計業務をお任せできる方を募集いたします。
★電力システム製作所についてhttps://www.mitsubishielectric.co.jp/me/project/power/report.html
●配属部門
原子力部 原子力システム設計課
●配属先ミッション
・原子力部
①国内外の原子力発電プラントへの安全・安定運転への長期的貢献
②事業環境の変動に適応した新技術の獲得・先導による持続的成長
③保全ビジネスや海外展開・事業拡張による規模の維持&拡大
・原子力システム設計課
原子力発電プラントならびに新型炉・燃料サイクル施設における電気設備の電源系統設計やシステム設計、中央制御盤をはじめとする制御盤等の設計を担当しております。
●業務内容
原子力システム設計課では、原子力発電プラントの中枢に当たる製品の開発・設計から、製造・納入後の保全・保守に至る一気通貫で担当しております。
当ポジションでは、主に原子力発電プラント向け電気・計装制御システムの更新に伴う電気設備の回路設計(シーケンス制御回路の設計)、および制御盤等の製品設計(システム設計)をお任せします。
<原子力部製品 一例>
・中央制御盤/プラント計算機
プラントの情報を集約し、運転員への監視情報の提供や、運転指令を伝えるプラントの頭脳といえる設備
・原子炉安全保護装置
原子力発電プラントを安定に運転することを目的に、緊急時には原子炉を安全に停止させる装置
・非常用ディーゼル発電機/制御盤
発電所内の電源が喪失し、外部からの電源も供給されない外部電源の喪失時に使用する非常用電源設備
●業務の魅力
・省庁/電力会社/機械・電機メーカー等の幅広い分野の関係者共に大規模プロジェクトに携わり、大きな達成感を得ることができます。
・原子力発電は近年の電力不足問題に加えて、CO2を排出しない地球環境保護の観点からもカーボンニュートラルにも寄与できるという点で、社会貢献性も高い事業になります。
●キャリステップのイメージ
・原子力プラント設備の既設更新工事/建設工事の計画・設計において業務経験を積み重ねながら技術習得し、当社所掌となる電気設備に係るプラントエンジニアとして専門技術の更なる向上を図る。
★三菱電機㈱電力・産業システム事業 中途採用サイト
https://recruiting-site.jp/s/mitsubishi-eng/
★神戸の暮らしについて
https://recruiting-site.jp/s/mitsubishi-itm/3695