パナソニック株式会社
●燃料電池・水素SBUのミッション
地球規模での環境問題に対応するため「燃料電池」への期待が高まっています。
安定した発電、安全性、高寿命などのさまざまな社会からの要請に「家庭用燃料電池」・「純水素型燃料電池」の技術開発・商品開発を通じて「快適な生活」のご提供をするとともに、社会・環境課題に挑み「カーボンニュートラル」の実現に貢献いたします。
●プロセス開発室のミッション
・「燃料電池システム」のシステム設計、システム制御アルゴリズム設計および設計プロセスの開発
・社内関連部門や社外協業先と連携して、高効率かつ信頼性の高い量産仕様の確立および仕様確立のための設計プロセスの確立を行います。
●募集背景
世界的な脱炭素化の動きが加速する中、パナソニックグループは、「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立に向け2022年1月に「Panasonic Green Inpact」を発表し、2030年までに自社の事業に伴うCO2排出量を実質ゼロに、また2050年に向けては、現時点の全世界の排出総量約330億トンの「約1%」にあたる3億トン以上の削減貢献インパクトの創出を目指しています。
このような目標に向けて、「家庭用燃料電池エネファーム」と「純水素型燃料電池」で社会・環境課題に挑み、カーボンニュートラルへの貢献を図ってまいります。
今後、東京オリンピック2020選手村跡地「HARUMI FLAG」のようなエネファームと、水素燃料電池の導入によるクリーンで安心な街づくりの展開、RE100ソリューションビジネスに向け、CO2フリー工場実現のためのソリューションパッケージ提案や当社の保有機器を統合し、機器販売からオペレーション&メンテナンス迄を含めたリソースアグリゲート提案の推進等を行い事業規模拡大を目指してまいります。これら事業推進の要となる人材を募集してまいります。
●担当業務と役割
■主な担当業務は「家庭用燃料電池コージェネシステム」、「純水素型燃料電池」本体のシステム開発のための設計プロセスの開発をお任せします。
・燃料電池のデバイス制御に対して、MatLabなどを用いたMBD開発を推進し、開発効率化を進めます。
・システムとしての商品品質向上のため、FMEAなどのツールを駆使して未然防止を徹底します。
●具体的な仕事内容
■燃料電池システムの設計根拠やFMEAの妥当性を検証し、設計プロセス・信頼性評価に関するツール開発を行います。
・技術、品証など関連部門と連携、協力して設計プロセス開発業務を進めます。
・市場耐久品の解析を行うことにより、設計根拠、FMEAの妥当性を検証し、設計部門・品質部門へフィードバックします。
・燃料電池システム構成要素のモデリング、そのモデルを組み合わせたシステムシミュレーションを用いたMBDを推進します。
●この仕事を通じて得られること
・地球規模での問題に向き合っている実感を得ることができます。自身の職務での頑張りが、環境負荷を和らげることにつながります。
・日本を代表する企業で、社会・環境課題に挑み、カーボンニュートラルへの貢献をする貴重な経験を積むこともできます。
・「家庭用燃料電池」・「純水素型燃料電池」などの最先端技術機器の商品開発分野にて最前線で活躍できるポジションです。
●職場の雰囲気
・若い社員やキャリア入社も多く、違和感を感じることなく職場に馴染める環境にあります。
・年齢や役職に関係なくフラットに議論・相談を行う活発な組織です。
・チームで仕事を進めるため、皆コミュニケーションを大事にしており、協力しあいながら業務を進めています。
●キャリアパス
・初期配属の部署の仕事にとどまらず、ジョブローテーションや他職務を経験いただき、総合的なスキルを身につけられるキャリアパスを用意しています。
【業務内容変更の範囲】当社業務全般