パナソニック株式会社
●分散型エネルギー事業推進室のミッション
・カーボンニュートラル社会に向けて移行期である現在、求められるCO2排出量低減技術として、分散型エネルギーであるコジェネシステムの普及拡大は重要な位置づけとなる。そしてその廃熱を吸収式冷凍機によって回収利用し総合効率を高めることで、省エネ/省CO2のメリットを直掌体制で顧客へ提案/提供することが、私たちのミッションです。
●設計積算課のミッション
・CO2低減技術であるコジェネ+吸収式のシステムを施主提案するにあたり、システム設計・積算・経済性評価などを実施し顧客提案資料に反映。さらに現場での現地調査や工事見積反映を行い、実施工部隊へ引き継ぐ。コジェネ+吸収式のシステムを提供することで、吸収式冷凍機の拡販を目指し、省エネ/省CO2メリットを提供実現することがミッションです。
●募集背景
世界的に脱炭素の流れが加速する中で、再生可能エネルギーによる変動する電源に対して、分散電源は調整力としてなくてはならないエネルギーであり、またBCPにおける重要機器と位置づけられる。またパナソニックが得意とする廃熱利用吸収式冷凍機を組み合わせることで省エネ/省CO2のソリューションを提供することができる。このソリューション提供の実現のために、現場でのシステムの最適設計による廃熱利用率向上を図り、システム提供を行う部署を新設した。この新しい価値を生み出す事業を展開していくため、業務領域を増やし、新たなスキル・経験をもった人財を募集します。
●担当業務と役割
主な担当業務は、施主提案するコジェネシステム+吸収式冷凍機の熱源システムの設計/積算業務です。
新築及び既存空調熱源設備システムで省エネ化やCO2排出量削減を目的にコージェネレーション+廃熱利用型吸収式冷凍機の提案を行います。
吸収式冷凍機の特性を理解し、廃熱の利用形態を最適化。将来はエネルギーマネジメントシステムを構築し、エネルギーの有効利用を提言。
そして吸収式冷凍機拡販のため、コージェネレーションを含めたシステムコンサルティングまで事業を拡大します。
またお客様既設工場における廃熱を回収し、吸収式冷凍機によってプロセス熱活用するシステムのコンサルティングも事業領域に含みます。
●具体的な仕事内容
①空調熱源設備(コージェネレーション+吸収冷温水機)の基本計画・概算見積作成から提案書の作成
②空調熱源システム基本設計(熱源系統図・フロー図)
③コジェネシステムの電源・電装周りの基本設計
④省エネルギーシステム提案(費用対効果試算、CO2排出量削減効果試算)、停電時のBCP計画
⑤実施物件での実施設計、積算、設計監理(現場チェック)など。
●この仕事を通じて得られること
・カーボンニュートラルに向けて、エネルギー問題の一翼を担っていることを実感でき、施主へ直接提案することで、お客様に省CO2ソリューションをお届けできる喜びに繋がります。
・廃熱(捨てている熱)を冷熱変換し空調熱源として利用することで、省エネ/省CO2による社会貢献を実感できます。
・まずは日本国内での活動によって事業を確立していきますが、将来はグローバルに向けた事業展開も可能。事業を創生していくメンバーとして活躍できるポジションです。
●職場の雰囲気
・新規事業のため、年齢は幅広く、キャリア採用の人財が多く、年齢や役職に関係なくフラットに議論・相談を行う活発な組織です。
・基本はチームでの推進、議論し方向性を決め、結果に結び付けていきます。新設部署であることから業務フロー含め、自分たちで創っていくスタイルです。
・業務を進めるにあたり、関連部署との連携が必要ですが、新規事業への期待もあり、一緒に創りあげる気運が醸成され、良い雰囲気で仕事を進めています。
●キャリアパス
・新規事業として日本国内で事業を確立させていきますが、欧州やアジア市場に対しても可能性があり、積極的に可能性を検討していきます。
・吸収式冷凍機の開発拠点と製造工場は国内にあり、活躍できる可能性はあります。
・EMS(エネルギーマネジメントシステム)構築のためには、他の空調機器やエネルギー機器との連携も図ります。それに伴い活躍の場は広がっていきます。